親族の方がお亡くなりになった時に行う遺品整理ですが、これは必ず行うべきものなのでしょうか?
遺品整理の費用相場とともに解説していきます。
私たち東京空き家相談協会は、相続手続き・不動産関係のご相談はもちろん、遺品整理や不用品回収についてもお任せいただけます。
ぜひお声がけください。
遺品整理とは?
遺品整理とは故人の遺品を整理し、故人が暮らしていた家をきれいにする行為です。
遺品整理の対象物は家財道具、衣類、写真、手紙、通帳や貴重品類など様々です。
これらを捨てるか残すか選択し、整理していきます。
またこの際に故人が愛用していたものを親族や故人と信仰の深かった知人等に贈る場合があるのですが、これを「形見分け」と言います。
遺品整理はやらなくていいの?
遺品整理はやらないとだめです!!
本来は相続人全員でやらないといけない行為で、個人の判断で遺品整理を行うと、相続人同士のトラブルに発展する場合もあります。
- 遺品整理にだれが立ち会うのか
- 時期はいつ行なうか
など、関係者間であらかじめ相談しておきましょう。
ちなみに遺品整理の時期に関しては、遺族が集まりやすいタイミングが選ばれることが多く、
四十九日や新盆、一周忌、三周忌などが選ばれることが多いようです。
もし故人が賃貸物件に住んでいた場合は家賃の問題もあるため早めに行うべきですが、
持ち家の場合はタイミングを見てゆっくりと遺品整理に取り掛かっても良いでしょう。
遺品整理の費用相場
個人で遺品整理を行うのが難しい場合は、遺品整理サービスを依頼することをおすすめします。
遺品整理は故人の部屋の広さや遺品の処分量によって異なります。
原則、部屋が広く、処分量が多いほど費用が高くなります。
建物の状況によっても価格が変動することがあり、
例えば2階以上にある部屋でエレベーターがない場合は作業に時間がかかり、費用が高くなります。
具体的な費用相場については表にまとめましたので、こちらを参考にしてください。
間取り | 費用相場 | 作業人数 | 作業時間 |
1R・1K | 5~8万円 | 1~2名 | 1~3時間 |
1DK・2K | 9~12万円 | 2~3名 | 2~4時間 |
1LDK・2DK | 13~16万円 | 2~5名 | 2~6時間 |
2LDK・3DK | 17~20万円 | 3~7名 | 3~10時間 |
3LDK・4DK | 21~24万円 | 4~8名 | 5~12時間 |
4LDK・5DK | 25万円~ | 4~10名 | 6~15時間 |
もしこの時点で、遺品整理や不用品買取・回収、不動産の今後についてお悩み中の方は東京空き家相談協会にご連絡ください!
遺品整理の費用を抑える方法
亡くなられた親族の遺品整理と言えど、費用はなるべく安く抑えたいはず。
遺品整理の費用を抑えるにはどのようにすればよいのでしょうか?
ここからは遺品整理費用の抑え方を紹介していきます。
遺品整理の費用を抑える方法①事前に整理できるものは整理する
遺品整理サービスは整理するものの量が多くなるほど金額が増していきます。
事前に整理できるものは自分で処分してしまいましょう。
またご家族に高齢の方がいる場合は、事前に物を「断捨離」しておくこともお勧めです。
断捨離は終活の一種で、いらない物などを捨てる行為です。
断捨離をする人にとっては、自分を見つめなおす良いきっかけとなるため、
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以下は、「故人が終活でやったことTOP3」をご紹介しています。
断捨離も含めて、何からはじめたらいいのか少しでも気になる方はぜひお読みください!
遺品整理の費用を抑える方法②売却できそうなものは買取に出す
遺品整理業者の中には遺品整理の最中に出た貴重品類などを買い取り、遺品整理費用をその分割引してくれる業者がいます。
それだけでも十分費用は抑えられるのですが、専門買取店やフリマアプリ等に出せば、より高価で買い取ってもらえる場合があります。
処分してしまうものの中に売却できそうなものがあれば試してみると良いでしょう。
遺品整理の費用を抑える方法③複数の業者に査定依頼をする
遺品整理業者に対する査定依頼は必ず複数の業者に行いましょう。
一社のみだと費用相場がわからず、法外な金額を請求されても気が付けない場合があります。
数社の査定依頼を比較し、最終的には価格が適正で対応が真摯な会社に遺品整理を依頼しましょう。
遺品整理は他にも2つの方法がある!
ここまで本コラムをお読みいただきありがとうございます。
今回ご紹介したのは「遺品整理業者に依頼する場合の費用相場」ですが、実は遺品整理の方法はそれ以外にも以下の2つがあります。
- 不動産会社に依頼する
- 解体と共に処分する
それぞれ概要を説明します!
遺品整理の方法は他にもある①不動産会社に依頼
遺品整理後の不動産を売却する予定の不動産会社に、遺品整理&不用品処分までまとめて依頼する方法です。
当協会から、秘密厳守で遺品整理&不用品処分まで対応できる不動産会社を一括で探し、ご提案させていただくことが可能です。
一社ずつ探すのはなかなかストレスがかかること。
ぜひ東京空き家相談協会をご活用ください。
遺品整理の方法は他にもある②解体と共に処分
建物を解体する予定があれば、遺品整理&不用品処分後と解体をセットで行なえる解体業者もいます。
こちらも、用協会からご案内が可能です。
許認可を受けた適切な業者ですので、以下のようにお考えの方はぜひお任せください!
- 相続・遺品整理・解体・売却まるごとどうにかさせたい!
- 心理的・経済的負担を少なくしたい!
また、以下は所有者が亡くなった後の家に住む・売る場合それぞれの注意点についてご紹介していますので併せてご一読ください。
こちらは「相続したくない」と判断し、相続放棄をした場合にやってはいけないことをご紹介しています!