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不動産売却時の確定申告をe-Taxで申請する方法

不動産売却売却時のe-Taxでの確定申告の申請方法を解説

更新日:2024年10月3日

 

不動産売却をした際には税金の申告や売却益の申告をするための確定申告が必要です。

 

確定申告は書面でも行えますが、書面だと非常に難しいという難点があり、

最近ではインターネット上で確定申告を行える、e-Taxが確定申告の主流になりつつあります。

今回は不動産売却売却時のe-Taxでの確定申告の申請方法を解説していきます!

 

どれだけ税金を控除できるか確認する

 

e-Taxのメリットとは?

メリットを解説

 

はじめにe-Taxを利用するメリットについて解説していきます。

e-Taxを利用するメリットは次の通りです。

 

  1. 自宅で確定申告できる
  2. 還付金を早めに受け取れる
  3. 税額を自動計算してくれる
  4. 早めの申請が可能
  5. 添付書類を省略できる
  6. 不動産売却の特例もe-Taxで申告できる

 

e-Taxのメリット①自宅で確定申告できる

e-Taxは確定申告から納税までの手続きを自宅で完結することができます。

 

通常の確定申告では書面を提出するため、平日に税務署の窓口へ行かなければなりません。

 

税務署は混雑していることも多く、非常にストレスがたまります。

郵送でも手続きは可能ですが、書類の印刷やポストへの投函などの手間もかかります。

 

e-Taxであれば、このような作業を省略することができます

 

e-Taxのメリット②還付金を早めに受け取れる

書面での確定申告よりも、e-Taxのほうが還付金を早く受け取れます

 

書面の場合は1カ月から1カ月半かかりますが、e-Taxで行うと約3週間に短縮されます。

還付金を早く受け取りたい方は、e-Taxから確定申告を行なうことをおすすめします。

 

e-Taxのメリット③税額を自動計算してくれる

確定申告を書面で行う場合、税額を自分で計算するため、ミスが起こりがちです。

 

しかしe-Taxで行う場合は税額を自動で計算でき、ミスが起こりません

 

入力方法も質問形式でわかりやすく案内表示され、初めての方でも入力しやすい仕様になっています。

 

e-Taxのメリット④早めの申請が可能

e-Taxの確定申告は通常より早めに開始されます。

通常の確定申告は毎年2月16日から3月15日の1カ月間です。

 

一方でe-Taxの確定申告は1月上旬から開始されるため、期間に余裕をもって手続きをすることが可能です。

 

e-Taxのメリット⑤添付書類を省略できる

e-Taxの確定申告では以下の添付資料を省略できます

 

  • 給与所得者の特定支出控除の特例に関する支出の証明書
  • 医療費通知
  • 医療費に係る使用証明書等
  • セルフメディケーション税制に係る一定の取組を行ったことを明らかにする書類
  • 社会保険料控除の証明書
  • 生命保険料控除の証明書
  • 地震保険料控除の証明書
  • 寄附金控除の証明書
  • 住宅借入金等特別控除に係る借入金年末残高証明書(適用2年目以降のもの)

 

ただし、税務署から書類の提示を求められる場合があり、

申告期限から5年間はこれらの書類の提示または提出を求められることがあるため、添付が不要だからといって書類を捨ててはいけません!!!

 

税金の控除がいくらか確認する

 

e-Taxのメリット⑥不動産売却の特例もe-Taxで申告できる

不動産売却の際には3,000万円の特別控除や軽減税率などの特例を利用する場合があります。

 

このような特例を利用した際には確定申告が必要ですが、これらの確定申告もe-Taxで行うことが可能です。

 

e-Taxで申告をする際には画面上に特例の一覧が表示されますので、適用したい特例を選択しましょう。

 

画面の案内に従って入力していくと「譲渡所得の内訳書」も作成できます。

 

e-Taxの手順

手続きの流れをご紹介

 

ここからは不動産売却の確定申告をe-Taxで行う方法を紹介していきます。

 

e-Taxの手順①利用者識別番号の取得

e-Taxを利用するためには、まず利用者識別番号という16桁の番号を取得します。

 

取得方法は以下の通りです。

 

  1. WEBからマイナンバーカードを使ってアカウントを登録する
  2. WEBから利用者識別番号を取得する
  3. マイナポータルの「もっとつながる」機能からe-Taxを利用する
  4. 書面で利用者識別番号を取得する
  5. 税理士に依頼し、利用者識別番号を取得する
  6. WEBからID・パスワード方式の届出を作成・送信する
  7. 税務署に行って、ID・パスワード方式の届出を作成・送信する

 

e-Taxの手順②電子証明書の取得

e-Taxでは、電子証明書を利用してデータの作成者や真正性を証明します。

取得にはマイナンバーカードパスワードが必要になります。

またマイナンバーカードを読み取るためのICカードリーダーやQRコード読み取りができるスマートフォンも必要です。

 

e-Taxの手順③データを作成・送信する

e-Taxで確定申告を行う場合、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」を利用して手続きを行います。

 

以下の手順でデータを作成して、送信しましょう。

 

①申告・申請データの作成

確定申告書等作成コーナーを使いデータを作成。

 

②申告・申請データへ電子署名

作成データが正当であることの証明として、電子署名および電子証明書を添付します。

 

③申告・申請データの送信

作成したデータを送信します。

送信後、正常に送信できたかの判定や受付番号などが画面上に表示されます。

 

④送信結果を確認

しばらくすると、審査結果がメッセージボックスに格納されます。

正しく送信出来ているか、確認しましょう。

 

e-Taxの必要書類

手続きに必要なものをご紹介

 

不動産売却の確定申告をe-Taxで行う際の必要書類は以下のとおりです。

 

利用する特例によっては、必要書類が異なりますので、必要書類の確認は必ず行ないましょう。

 

  • マイナンバーカード
  • 購入時・売却時の売買契約書
  • 登記事項証明書
  • 不動産購入時・売却時にかかった経費の領収書
  • 住宅ローンの残高証明書(譲渡契約締結日の前日のもの)

 

不動産売却や確定申告にお困りの方はこちら

東京空き家相談協会は税理士の先生が在籍しております。

 

  • 自分は不動産売却時にどのような特別控除が使えるか
  • 売却後の確定申告をどうしたらいいか

 

このようにお考えの方は、まずご連絡ください。

 

はたまた、当協会の幅広い協力関係のもと、相続・不動産売却・売却査定など「確定申告」以前のニーズにもご対応できるところがおすすめです!

 

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何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

小峰千波

一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

当協会の「空き家ジャーナル」は各専門家が監修しております。学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。