空き家ジャーナル


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空き家を活用して新たな価値を生み出そう!

更新日:2023年8月9日

空き家ジャーナルでは以前から何度か空き家の活用に関する記事を更新しました。

 

 

空き家の活用は、地域社会の資源を最大限に引き出す方法として注目を集めています。
空き家は、単なる社会問題ではなく、未来の可能性を秘めています。その魅力を最大限に引き出すために、
いくつかピックアップした提案をご紹介します。

 

住居としての再生

新しく建てたばかりの家で、お花を育てたり、飾りつけをすること。
とても素敵でいきいきとした光景が目に浮かびますが、
だからといって築年数が長い家=いきいきしていないとは断じてありません。

一つ目のご提案は、空き家を改修・リノベーションし、住宅として新たな価値を生み出す方法です。
伝統的な建物の特徴を活かしつつ、快適な生活空間を提供し、地域コミュニティの一員として新たな息吹を吹き込みます。

 

地域の活性化

空き家の活用は地域経済の活性化にも寄与します。
観光スポットやアートギャラリー、カフェなど、新しい施設として空き家を生かすことで、地域に新たな魅力をもたらします。訪れる人々にとっても、地域の魅力が広がることでしょう。

東京の空き家の地域活性化事例

私たちの拠点 東京都にある豊島区では、空き家をブックカフェに改修し地域活性化を目指しました。
地域交流の活性化や地域コミュニティの再生、地域まちづくりの推進等の公益目的のため進めれました。

 

トキワ荘マンガミュージアムに隣接している空き家を活用し、地域のブックカフェとしてオープンしました。

空き家が増えてきた南長崎ニコニコ商店街に活気を取り戻すことを目標に商店街会長の小出さん自ら活用に踏み切ったケースです。推進力を感じますね!

 

小出さんはもともとこの場を使ってトキワ荘関連のグッズショップをオープンする予定だったそうです。
民間事業者、行政、そして商店街の小出さんの想いが合致したことにより、自治体の「地域貢献型空き家利活用事業」制度をの活用に踏み切ったとのこと!

周辺地域には空き家が多く点在しており、このブックカフェを皮切りに空き家活用のモデルケースを作りたかったという想いのもと進めたそうです。

 

ブックカフェ ふるいちトキワ荘通り店では、トキワ荘に関する新刊図書、古書、雑貨商品などを販売しているそうですよ!

トキワ荘といえば手塚治虫さん、石ノ森章太郎さん、藤子不二雄さんといった日本の漫画文化を作り上げた伝説的な漫画家が住んでいた場所として有名ですよね。
ぜひブックカフェで思い出や文化に浸りましょう!

 

ちなみに私は幼少期、親の影響で手塚治虫先生の「ブラック・ジャック」、
植田まさし先生の「コボちゃん」、佐々木倫子先生の「動物のお医者さん」を読んで育ちました。組み合わせがすごい。

 

「ふるいちトキワ荘通り」公式サイトはこちら(クリックで移動)

 

 持続可能な未来へ

環境への配慮がますます重要となる中、「空き家 活用」は持続可能な未来への一環として位置付けられます。廃棄物の削減や資源の再利用を促進し、地域社会の持続可能性を高める一石となります。

 

専門家のサポートが不可欠

空き家を有効に活用するためには、不動産業者、建築士、税理士などの専門家のアドバイスが不可欠です。地域の補助金や支援プログラムを活用しながら、計画を進めることで成功への近道となるでしょう。

空き家の活用はまさに未来への投資。 現在はびこっている問題をチャンスに変え、地域の魅力を引き出す手段として、私たち東京空き家相談協会も尽力しています。
地域社会の発展と持続可能な未来を築くために、ぜひご一緒に空き家活用の可能性を探ってみませんか。

 

相続・空き家にまつわる総合的な相談窓口はこちら(クリックで移動)
または以下からご相談ください!
電話番号➡ 03-6258-0496
メール➡ message@tokyo-akiya.info

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

一般社団法人東京空き家相談協会

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一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。