東京都世田谷区は全国的に見ても、空き家の数が多いエリアとして問題になっています。
その背景には空き家が増えてしまう環境、背景が深く関わっているのです。なぜ世田谷区は空き家が増えているのか、その理由と今からできる対策をご紹介します。
世田谷区は空き家の数が約5万戸
世田谷区は合計で92万人が暮らすエリアです。
その中でも空き家の数は約5万戸を超えていると言われています。この状況に危機感を持った世田谷区は、2016年に空き家対策の専門チームを作りました。
世田谷区の空き家対策チームをNHKが取材し、その現状がくわしく紹介されています。
空き家の長期間放置は老朽化による倒壊の危険性、景観の破壊などさまざまな問題を引き起こします。
世田谷区の空き家対策チームの働きかけにより、一時的に空き家は減少しました。しかし、減らしても空き家は増えてしまうもの。
大切なのは空き家を減らすことではなく、空き家を作らないための早い段階での対策が重要なのです。
世田谷区で空き家が増えている理由は独居高齢者
世田谷区で空き家が増えている大きな理由の1つが、独居している高齢者の数が増加していること。
日本では核家族化が進み、たとえ都内に家があっても子供達が別のところに新築の家を建てるというスタイルが定番です。
すると、残された両親がやがて一人になり、最終的にはご夫婦とも亡くなって空き家になるケースが多いのです。
もしくは高齢になったことで、介護施設への入居が必要で、家に住み続けられない場合もあります。
空き家になる前の相続・話し合いが大切
空き家を増やさないためには、空き家になる前に対策することが大切です。
たとえば将来、住む人がいない家なら解体を検討する、または売却するなど、空き家のまま住む人がいない状況を作らないことが重要なのです。
特に空き家問題で多いことが、持ち主である親の遺言がなく、残された子供たちなどの親族で、誰が相続するか、解体費用を持つかといった話し合いが進まない例です。
その間に年月が進み、気づけば空き家の老朽化が進んで危険な状態になってしまうこともめずらしくありません。
だからこそ、早いうちから将来空き家になる不安を解消するために、今の所有者が責任を持って相続人を決めることや、必要であれば解体、売却することが求められるのです。
以前、空き家ジャーナルでも取り上げました。ご自身やご家族が生きているうちに何をすべきかのヒントになれば嬉しいです。
まとめ
空き家になったあとではなく空き家を作らないように、対策することが今日本の空き家問題において重要なポイントです。
そんな空き家に関するお悩みは、東京空き家相談協会にお任せください。空き家の解体や売却、賃貸活用などのさまざまなお悩みに、専門家をスピーディーに無料でご紹介いたします。
しかも、当協会では空き家になった後の清掃・片付けのみならず、生前対策としての清掃・片付けも承っています。
高齢によって空き家の掃除がむずかしい人や、家の景観を保つために早い段階から対策したいといったお悩みも、お気軽にご相談ください。
ご自身では解決がむずかしい問題も、空き家の掃除、解体のプロに相談することで、スピーディに解決できる例もあります。
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