世田谷区は空き家数が全国トップです。しかし、住みたい町ランキングでは常に上位であり、世田谷区の空き家をうまく売却すれば、大きな資産につながります。
そんな世田谷区の空き家がどれくらいの価格で売れているのか、国土交通省が提供している「土地総合情報サイト」をもとに、事例をいくつかご紹介します。
空き家の取引例は「土地総合情報システム」が便利
国土交通省により、一般向けに不動産取引価格の実績をまとめている「土地総合情報システム」というサイトがあります。
これは国土交通省の管轄による、公的な情報を記録しているサイトで、エリアごとに何件の物件取引があったのかといった数のほか、具体的な価格などの詳細もチェックできるのです。
空き家を売却したいけれど、どれくらいで売れるのかまずは知りたいといった人は、築年数や家の構造、場所などをもとにおおよその売却価格を想定できるのです。
世田谷区桜丘エリアの取引実績例
世田谷区の桜丘エリアでは、これまで多くの空き家売却の実績があります。
その一部をご紹介いたします。
世田谷区桜丘エリアの取引実績例①世田谷区昭和の物件が6,800万円の取引実例
所在地:東京都世田谷区桜丘
最寄りの千歳船橋駅からの距離:8分
取引総額:6,800万円
土地:面積120㎥ / 開口6.5m / 形状ほぼ長方形
建物:延床面積110㎥ / 昭和60年建築 / 木造 / 共同住宅
前面道路:幅員2.7m / 区道 / 北
都市計画:第1種中高層住居専用地域
建ぺい率:60%
容積率:200%
取引時期:2022年第4四半期
昭和60年に建築された、築40年ほどの木造も6,800万円で売却されています。千歳船橋駅から徒歩圏内という好立地である桜丘エリアは、中古の空き家の需要が高いのです。
世田谷区桜丘エリアの取引実績例②令和4年の新しい物件が8,000万円の取引実例
所在地:東京都世田谷区桜丘
最寄りの千歳船橋駅からの距離:12分
取引総額:8,000万円
土地:面積70㎥ / 開口7.0m / 長方形
建物:延床面積85㎥ / 令和4年建築 / 木造 / 住宅用地
前面道路:幅員4.0m / 区道 / 南
都市計画:第1種低層住居専用地域
建ぺい率:60%
容積率:150%
取引時期:2022年第3四半期
駅から徒歩12分という少し距離のある立地ですが、建築したばかりの住宅であれば8,000万という高値で売却できるエリアです。
世田谷区桜丘エリアの取引実績例③平成初期の物件も3,200万円の取引実例
所在地:東京都世田谷区桜丘
最寄りの経堂駅からの距離:11分
取引総額:3,200万円
土地:面積60㎥ / 開口7.7m / ほぼ長方形
建物:延床面積60㎥ / 平成3年建築 / 木造 / 共同住宅
前面道路:幅員4.0m / 私道 / 北東
都市計画:第1種低層住居専用地域
建ぺい率:60%
容積率:150%
取引時期:2022年第3四半期
このように、平成初期に建築された木造住宅でも、数千万円の価格で売却した例もあります。
今ある世田谷区の空き家を売却することで、大きな資産の獲得につながるのです。
参照:土地総合情報システム
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
桜岡エリアは年間平均100件以上が売却されている
世田谷区の中で桜岡エリア1つとっても、年間およそ100件以上が売却されていることがわかります。
世田谷区は緑が豊富で、都心や郊外へのアクセスもしやすいといった多くの魅力がある土地です。
だからこそ、空き家を放置したままにせず、ぜひ売却を検討してみてはいかがでしょうか。
空き家の売買はプロに相談しよう
国土交通省による土地総合情報システムは、あくまでも参考価格です。家はまったく同じ条件、状態のものはなく、1つずつ資産価値が変わるもの。
また、最新の不動産による相場事情は刻々と変化しています。だからこそ最終的には、空き家の状態、周囲の様子などを現地調査することが重要です。
そのうえでリアルタイムの市場をもとに、正確な査定額が判明するのです。空き家の売却をするか、解体するか、活用方法に悩んでいるのなら、まずはプロによる現地調査を利用することをおすすめします。
まとめ
東京空き家相談協会では、無料の空き家現地調査を行っています。ほかにも、ヒアリングと現地調査をもとに、空き家をどうするかといった相談や、必要に応じて業者を紹介いたします。
解体業者や不動産会社、さらにはクリーニングや片付け業者など、空き家に携わる業者と提携し、お客様に本当に必要なサービスを無料で紹介するためご安心ください。
売却前に必要な片付け、クリーニングも一括で相談できるため、それぞれ業者選びや連絡する手間もかかりません。
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