空き家ジャーナル


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「転売」による空き家再生ビジネスとは?仕組みを解説

更新日:2024年2月8日

 

いま日本で解決が急務となっている空き家問題ですが、

この問題が出てきたからこそ活発になりつつあるビジネスもあります。

 

それが空き家再生ビジネスです。

 

誰にも使われず、資産価値が下がってしまう空き家を仕入れてから売る(転売)、使う(使用収益)、貸す(大家さん)という手法で空き家は近年ビジネス的な価値を有するようになりました。

 

今回は空き家再生ビジネスの「売る」部分にフォーカスし、解説していきます。

もし空き家をお持ちの方や、実家などの売却をお考えの方は当協会にご相談ください!

 

自分の不動産は「負動産」?

 

転売による空き家再生ビジネスの仕組み

 

転売による空き家再生ビジネスでは、空き家をなるべく安い値段で仕入れ、

様々な方法を使って不動産としての価値を高めたうえで売却します。

 

不動産としての価値を高め、売却する方法には以下のようなものが挙げられます。

・そのまま転売

・更地にして転売

・修繕、リフォーム後に転売

・建物を建て替えて転売

 

この4種類の売却方法について、次項から1つずつ解説していきます。

 

 

空き家再生ビジネス①そのまま転売

 

空き家を買い取った時のまま転売するという方法です。

一見利益が全くでなさそうな売却方法ですが、買い取った空き家がそこまで築古でない場合や前の所有者がすでにリフォームを終えていた場合、
物件が好立地であり、土地としての利用価値が見込める場合は利益が出る可能性が高いため、そのまま売却をするケースがあります。

 

時間やコストがかからず、現金化も早いため、最もリスクが少ない転売方法です。

 

 

空き家再生ビジネス②更地にして転売

 

建物が老朽化しており解体費用が安く抑えられそうな場合や、好立地で注文住宅用地としてのニーズが見込める場合は更地にして転売する場合があります。

 

建物が古すぎるという要素は買主からしたら居住用として使えないうえ、解体費用が掛かるので購入意欲が下がります。

若干費用は掛かりますが、建物を解体することで土地の価値を最大限高めた売却が可能です。

 

 

空き家再生ビジネス③修繕・リフォーム後に転売

 

建物の外見はボロボロであるものの、建物の基礎や柱、屋根などの躯体部分が損傷していない場合は、修繕・リフォーム後に転売するという選択肢をとることができます。

 

特にリフォームが小規模なものであれば自分でDIYをすることでコストを抑えることが可能です。

 

DIYの経験がすでに豊富な方はすべて自分でやっても良いですが、DIYをやったことがないという方は、
まず掃除やクロスの張替え、塗装等、簡単なところからでも挑戦することをお勧めします。

 

DIYができるようなリフォーム・修繕後の転売はDIYスキルが身につくほど売却までのコストが抑えられ、大きな利益を出せるようになります。

 

 

空き家再生ビジネス④建物を建て替えて転売

 

今回紹介する中で最もハードルの高い空き家の転売方法です。

 

元の建物を解体し、新しい建物を建ててから売却します。

自分や仲の良い知人が工務店を経営しているため、建設費を抑えられるといった場合や、土地柄に詳しく、建物のニーズを把握している場合に有効な方法です。

 

初期コストが大きくリスクは高いですが、リターンも大きな方法となっています。

 

空き家再生ビジネスに慣れてきたらチャレンジすると良いですね。

 

 

さいごに

 

空き家再生ビジネスで解体業者が必要になった等お悩みがある場合に限らず、ビジネスを行っていない方で、

空き家を売却したい等ご要望がある方はご連絡お待ちしております。

 

当協会では空き家の売却・活用・相続・管理・解体といった幅広いご相談を承っており、厳正に審査した優良業者へご案内しております!

業者をご案内して終了、という相談窓口が多いなか、当協会はお困りごとが解決するまで相談者様と業者の間を取り持ち伴走サポートしているところが魅力です。

また、

 

  • まずは無料で現地調査をして査定をしてほしい
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といったごご相談にも、フットワーク軽く対応しております!

 

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何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

空き家ジャーナル編集部

東京空き家相談協会は、相続・空き家に関する総合窓口です。「空き家ジャーナル」では、相続や空き家の有益な情報や、当協会の活動について更新しています!