世田谷区は東京都内の中でも、特に空き家数が多いエリアであることをご存じでしょうか?
なぜ世田谷区の空き家が年々増加しているのか、その背景をご紹介します。また空き家解体や除去の現状についての課題など、知っておきたい情報をまとめているためぜひチェックしてください。
東京の空き家は約81万戸
全国的に空き家問題が深刻化しています。
その中でも人口が集中している東京都内は、年々空き家の数が増加。2020年時点で空き家の数はすでに約81万戸もあり、そのうちの7割は23区内に位置していると言われています。
約81万の空き家ですが、東京都の空き家率自体は10.6%で、全国平均は下回っています。
とは言え平均値が基準よりも低いとしても、81万という数はとても多いと言えます。
過去の空き家ジャーナルでは、空き家問題がどういった背景で拡大しているのか解説しているので、こちらも併せてご一読ください!
世田谷区は5万戸以上の空き家がある
世田谷区は人口が92万人以上を数える、古くからの住宅地です。高級住宅街の田園調布にほど近く、昔から東京で暮らす人々が多いエリアでもあります。
なんと世田谷区の空き家の数は5万戸以上と言われています。
高級住宅地の大きな家々が放置され、木々が茂り動物たちが自由に出入りする空き家が数多く存在するのです。
世田谷区で空き家が増えている3つの理由
世田谷区で空き家が増えている背景には、やはり日本の少子高齢化が深く関係しています。
世田谷区で空き家が増えている3つの理由①介護施設への入所で住む人がいなくなった
たとえば、夫婦で暮らしていてもやがてどちらかが先に亡くなるときが訪れます。一人で家を守っていても、健康面で衰えがあればやがて介護施設へ入所したり、子どもたちがいるところに引っ越したりと、住み慣れた家を手放す必要がある人は少なくないのです。
世田谷区で空き家が増えている3つの理由②新築を建てる核家族が多い
地方の過疎地と違い、多くの人々が暮らすエリアですがどうして空き家の数は年々増加しているのでしょうか?
その理由の1つが、核家族化の影響があると言われています。核家族化が進み、家をそのまま引き継ぐのではなく次の世代が新築で家を建てる文化である日本は、親が住んでいた家がやがて空き家になるケースが多いのです。
世田谷区で空き家が増えている3つの理由③空き家の解体費用の負担が大きい
空き家を処分するには、解体に多額の費用がかかります。大きな家や、隣の家と距離が近い住宅密集地は解体が困難で、その分時間や費用がかかってしまうのです。
つまり、空き家を解体したくても費用面での負担が厳しく、空き家を放置したままほかに引っ越しているという家族も少なくありません。
空き家を放置したままでは、いずれ老朽化し倒壊の危険性も増してしまいます。
まとめ
世田谷区の空き家は、年々増加しており東京都内の中でもトップクラスの数と言われています。
しかし、空き家の放置は周囲の住民に迷惑がかかったり、人を巻き込むような大事故につながったりします。
だからこそ空き家問題を解決するため、プロにご相談ください。
東京空き家相談協会では、空き家の解体から売却にいたるまで、お悩みをトータルでサポートいたします。
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