空き家を売却するには、一般的には家をそのまま残した状態で売り出すことが多いです。
しかし、実は高く売るには空き家を解体した状態の方が、高価売却できる可能性があるのです。
なぜ空き家を解体した方が高く売れる可能性があるのか、その理由をご紹介します。
空き家を解体して更地にするメリット
空き家を解体するメリットは、家を残したままよりも高く売れる可能性が高い点です。
なぜなら空き家を残したままでは、古い家ほどリフォームが必要になってしまうためです。
リフォームにかかるお金のことを考えると、古い家ほ買い取り手は見つかりにくいことが現状なのです。
さらに空き家を残していると、本当は自分好みの家を建てたい買主にとっては、家があるままでは解体と建築の両方を行う必要が生まれます。
新しく建て替えるよりは更地の土地を購入した方が、スピーディーに家を建てられるため、空き家を残したままよりも土地だけだと売れやすい大きな理由なのです。
ちなみに、空き家解体時に残っている家具はどうしたらいいか気になりませんか?
以前更新した空き家ジャーナルでもご紹介しているのでぜひご一読ください!
空き家を残した状態は「古家付き物件」と呼ぶ
「古家付き土地」とは、土地に古い建物や家屋が建っている不動産のことを指します。この用語は、不動産市場や不動産取引において一般的に使用されます。
古家付き土地には以下の特徴があります。
古家付き土地の特徴①古い建物や家屋が含まれる
「古家」は、何十年から何世代も前に建てられた建物を指すことがあります。これらの建物は、修繕や改装が必要な場合があります。
古家付き土地として販売するか、中古住宅として売るかに、明確な基準は設けられていませんが、木造住宅の法定耐用年数は22年とされており、築20年以上の住宅は「古家」とされることが多いようです。
一方で築年数が20年以内の木造住宅は、中古物件としてそのまま買主が住むために購入することが多いのです。
空き家は放置している期間が長いほど、老朽化が進んでしまいます。
古家付き土地の特徴②建物の状態は様々
古家付き土地には、良好な状態の建物から修復が必要な建物まで、さまざまな状態の建物が含まれています。
建物の状態は、価値や利用可能性に影響を与えます。
古家付き土地の特徴③土地の価値に影響
土地自体の価値は、その場所や広さに依存します。
一般的に、土地の価値が高ければ、古い建物でも価値があると見なされることがあります。
古家付き土地の特徴④利用の選択肢
古家付き土地を購入した場合、新しい建物を建てたり、建物を修繕して再利用したりする選択肢があります。
購入者は、土地と建物の将来の用途を考える必要があります。
古家付き土地は、投資家や不動産開発業者にとって、将来の潜在的な価値を見込んで購入されることがあります。
ただし、建物の状態や法的制約に注意が必要であり、建設や改装に関する規制を遵守することも重要です。購入前に、専門家の意見を仰ぐことがおすすめです…!
東京空き家相談協会ではそのあたりの不動産に関するご相談・ご質問も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
古家付き土地の特徴にてご紹介したように、実家の空き家など古い家を売る際には、更地にするよりも、どうしても買い手は見つかりにくくなります。
空き家を残す・解体するか選ぶポイント
空き家を解体した方が買主も見つかりやすく、高く売れる可能性があるとご説明してきました。
しかし、空き家を更地にすることが必ずしもいいとは限らないのです。なぜなら解体には費用と時間がかかります。
とにかく早く売却したい方にとっては、空き家の解体を待っている期間も減らしたいもの。
そこで空き家を高く売りたいのなら解体費用を払ってでも、更地にした方が買主が見つかりやすいと言えます。
急ぎで売却したい、事前に解体費用などの出費を控えたい方には、空き家を残したままで売りに出すことも検討することをおすすめします。
東京空き家相談協会では空き家の買取も行なっておりますので、「早急に売却したいけど売れるまでの期間が待てないよ!」という方はおすすめです。
まとめ
空き家は古い物件の場合、古家付き土地という形で売却することが一般的です。
しかし、空き家がある状態のまま売却したい方も多いのではないでしょうか?空き家を残すか、解体するのかは一長一短あります。
だからこそ空き家の解体をどうするか悩んだら、東京空き家相談協会にご連絡ください。
空き家の片付けから売却、解体、活用まで、空き家に関するお悩みを総合的にサポートしています。
解体する前に、空き家の解体が本当に必要かどうか、お悩みやご希望をもとに、適切な方法をご提案いたします。
自分では解決が難しいことも、東京空き家相談協会ならお悩みに合わせた優良な業者をご紹介します。ぜひお気軽にご連絡ください。