空き家ジャーナル


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【解決事例あり】最新の東京都中野区の空き家解体助成金

更新日:2024年6月19日

空き家数の多さに課題を抱える東京都。

各区の自治体は空き家を少しでも減らすべく、空き家の解体費用を助成する制度を設置しています。

 

今回は中野ブロードウェイやレンガ坂、飲み屋街など、バラエティに富んでいる中野区における、空き家解体助成金について紹介します。

 

東京空き家相談協会では、

 

  • まだ相続していないけど売却したい不動産がある
  • 空き家を解体・売却したいが
    複数の業者とやり取りするのは避けたい
  • 早く手放したい古い家がある
  • 固定資産税や管理費用を支払い続けるのがイヤ

 

このようにお考えの方の想いを解決させます

以下の画像をクリックして相談予約お待ちしております!

画像クリックで相談予約!

 

 

東京都中野区は空き家解体に助成金が出る!

 

中野区では「木造住宅建替え等助成」が行われており、

一定の条件を満たした木造住宅の建て替え・除却に対して助成金が支払われます。

 

まずは中野区の助成金を活用後、売却した空き家のケースを紹介します。
詳しい助成制度に関しては後ほど解説していきます。

 

東京都 東京タワー 都市 画像

 

まず初めに、杉並区の助成金を活用後、売却したケースをご紹介します。

 

助成制度を活用した場合、空家の解体がどれくらい容易になるのかを見ていきましょう

 

【解決事例】東京都中野区の放置空き家を解体後6,080万円で売却

解体工事のイメージ画像

 

まず以下をご覧ください。

今回ご紹介する当協会の相談・解決事例では、以下の空き家にどれだけ解体費用がかかり助成金を活用したか、そして相談者様の手元にきた売却益を各項目ごとに説明いたします!

 

所在地 東京都中野区野方1丁目
交通情報 中央線中野駅より徒歩13分
中央線高円寺駅より徒歩19分
西武新宿線野方駅より徒歩19分
接道 一方に接道あり
成約価格 6,080万円
成約㎡単価 95.7万円
成約坪単価 316.4万円
解体費用 150万円
助成金 80万円
売却益 6,010万円

 

 

 

【解決事例】東京都中野区の放置空き家の相談概要

中野四季の森公園

 

40代男性から当協会へ、以下のようにご相談いただきました。

 

    • 実家に住んでいた親が亡くなったが、
      自分は遠方に住んでおり、移り住む気はない
    • 老朽化が激しいため解体して手放した方がよいと
      以前友人にアドバイスをもらった
    • 費用負担をいかに軽くするか知りたい

 

お電話でのヒアリングから4日後、相談員と協会が提携している不動産会社同行のもと現地調査を行ないました。

この際、相談者様は立会いをしておらず、空き家の鍵を郵送していただき現地にお伺いしました。

家屋は外観でもすぐに分かるほど老朽化が進んでおり、外壁や瓦が剥がれた状態になっていました。

 

立会いできないことを心配される声もいただきますが、

今回のように、相談者様がよろしければ、鍵を受け取り立会いナシで、担当相談員と専門業者による現地調査をさせていただきますのでご安心ください!

 

 

助成金を受け取るまでの流れは本コラム下部で解説しております。ぜひご一読ください!!

 

 

【解決事例】東京都中野区の放置空き家はいくらで解体した?

該当の木造2階建ての空き家解体費用は150万円となりました。

 

【解決事例】東京都中野区の放置空き家を売却!成約情報はこちら

解体を進めると同時に、協会が提携している不動産会社にて、仲介で売却するための契約が行なわれました。

結果、ヶ月で買い手が見つかり6,080万円で売買契約に至りました

 

成約価格と土地の概要は以下となります。

 

所在地 東京都中野区野方1丁目
交通情報 中央線中野駅より徒歩13分
中央線高円寺駅より徒歩19分
西武新宿線野方駅より徒歩19分
接道 一方に接道あり
成約価格 6,080万円
成約㎡単価 95.7万円
成約坪単価 316.4万円
解体費用 150万円
助成金 80万円
売却益 6,010万円

 

当協会は幅広いネットワークがあるため、解体×売却相続×買取片付け×清掃など、さまざまなお悩みごとをまとめて解決できます。

今回ご紹介した事例のように、当協会が相談~売却までサポートに入ったことで、窓口ひとつでスムーズに解決まで運ばせることができたこともご好評いただきました。

 

もしお一人や、ご家族内でお悩みでしたら、

第三者であり、かつ相談者様と事業者様の間で中立的な立場である私たちにご依頼ください。

 

いくらで土地や戸建て、マンションが売れるか知りたい方は、

以下から画面上で土地の売却査定もできますのでご活用ください!

 

 

 

東京都中野区の土地代はいくら?解体した方がいいの?

悩む人のイメージ画像
悩む人のイメージ画像

2024年の中野区の公示地価価格は以下のように公表されています。

㎡単価平均 坪単価平均 変動率
102万1000円 337万5206円 +7.05%

こちらは国土交通省提供のオープンデータをもとに作成しております。

 

中野区は2024年時点、東京都内で12位の公示地価であり、住宅需要があります。

もし解体をご検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひご相談ください。

解体費用がネックで空き家を放置したら、税負担が増えてしまった・・・

なんてことを避けるためにも、

むやみに解体を進めるわけではなく、解体の必要性のチェックからサポートさせていただきます!

 

 

続いては、補助金、助成金受給までの流れを解説します。

 

 

中野区の空き家解体助成制度の詳細

 

中野区の「木造住宅建替え等助成」では、

震災時に火災の発生や建物の倒壊等の危険性が高い地域で、耐震性の不十分な古い木造住宅の建替え・除却を行う場合に助成金が支払われます。

 

この助成金制度については、中野区が公表しているパンフレットがありますので、コラムと併せて確認することをおすすめします!

 

参照:shinjyusyopanfu.pdf (tokyo-nakano.lg.jp)

 

助成金額などの詳細は下記で説明します。

 

中野区の空き家解体助成制度の詳細①助成金の限度額

 

中野区では解体・除却経費に特定の倍率を掛ける形で助成金額が決まります(別途で上限金額もあります)。

 

まず助成対象経費に関しては、以下のいずれかの方法で決まります。

 

  • 耐震補強工事に要する費用(耐震診断報告書に添付されている概算見積書から算出したもの)
  • 延べ面積1平方メートル当たり34,100円
  • 除却に要する費用(ブロック塀や外構等の付属建築物は助成対象外)

 

このうち、最も低い金額が助成対象経費となります。

 

また経費に掛かる倍率は地域によって以下のように定められています。

 

A)助成対象経費の6分の5(防火地域内または緊急輸送道路等沿道の場合)

B)助成対象経費の3分の2(整備地域等または新防火地域内の場合)

C)助成対象経費の2分の1(その他の場合)

 

上限額に関しても地域ごとに変わります。

 

A)400万円

B)250万円

C)150万円

 

中野区のパンフレットに以上の情報がまとめられていますので、抜粋して紹介します。

東京都中野区の空き家解体・建て替え助成金額

この時点で、東京都中野区にある老朽家屋を解体したい手放したい方はぜひ当協会にご連絡ください!

 

 

中野区の空き家解体助成制度の詳細②助成金の対象地域

助成金制度自体の対象地域は中野区全域になりますが、

上述したA・B・Cの地域のうち、整備地域に関しては定めがあります。

 

整備地域となっている地域は以下の通りです。

 

地域名 丁名
南台 一丁目・二丁目・三丁目・四丁目・五丁目1番~23番
弥生町 一丁目1番~5番、8番~24番、28番~54番・二丁目1番~4番、15番~19番、31番~40番、44番~52番・三丁目・四丁目
本町 二丁目・四丁目・六丁目
中央 四丁目
中野 一丁目
上高田 一丁目・二丁目・三丁目・四丁目47番の一部、48番の一部・五丁目43番の一部
新井 一丁目・二丁目・三丁目・四丁目・五丁目
沼袋 一丁目(一部)・三丁目・四丁目
野方 一丁目・二丁目・三丁目
若宮 一丁目・二丁目・三丁目
白鷺 一丁目1番~8番
大和町 一丁目・二丁目・三丁目・四丁目

東京都中野区の空き家解体・改修助成金 対象地域

参照:seibichiki.pdf (tokyo-nakano.lg.jp)

 

中野区の空き家解体助成制度の詳細③助成金の対象建築物

助成金制度を利用するためには、以下の条件を満たした建築物の所有者である必要があります。区の税金などを滞納していないことが求められます。

 

  • 1981年(昭和56年)5月31日以前に建築された木造在来工法2階建て以下の住宅を建替え・除却するもの
  • 中野区の助成制度を利用して行った簡易耐震診断の結果が1.0未満でかつ、耐震診断の結果が上部構造評点1.0未満であること
  • 建替え後の住宅が建築基準法に規定する耐火建築物または準耐火建築物であること
  • 道路に面して塀を設置する場合は、生垣または当該塀の高さが40センチメートル以上の部分をフェンスとすること
  • 中野区みどりの保護と育成に関する条例に該当しない敷地は、敷地面積×(1-建ぺい率)×0.1の面積以上の部分をもの
  • 省エネ基準に適合すること

 

(参照:建築物省エネ法の性能基準と計算方法 | 中野区 (tokyo-nakano.lg.jp)

 

 

中野区の空き家解体助成金を受け取る流れ

ここからは中野区で空き家解体助成金を受け取るまでの流れを紹介します。

助成金を受け取るまでの流れは次の通りです。

 

  1. 事前相談(助成を受ける前に区の助成による耐震診断が必要)
  2. 助成交付申請
  3. 助成交付決定
  4. 工事契約
  5. 工事着手
  6. 完了実績報告
  7. 助成金交付

 

こちらも詳細については中野区のパンフレットで確認可能です。

 

 

空き家解体に関するよくあるご質問

 

ここからは空き家解体に関して東京空き家相談協会によく寄せられる質問をご紹介します。

 

空き家解体業者をお探しの方はぜひ参考にしてみてください!

 

空き家解体に関するご質問①解体工事前の着手金はいくらかかりますか?

解体業者によっても違います。

均等割の場合が多く、例えば解体費用が200万円の場合、着手金が100万円で完工金が100万円という金額になります。  

 

空き家解体に関するご質問②解体工事費用の支払い方法は?

基本的には銀行振込または現金でのお支払いの解体業者が多いです。

業者によっても違うので、まず様々な解体業者からベストを知りたい一括見積したい方は当協会がサポートいたしますのでお声がけください!

 

 

 

東京都内の他の区の助成金を知りたい方は、ぜひ以下からご覧ください!

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

当協会の「空き家ジャーナル」は各専門家が監修しております。学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。