東京都内は空き家の数が年々増加しており、その中でも世田谷区は約5万戸もの空き家が存在すると言われています。
そんな空き家を解体せず、放置したままでいることは多大なリスクがあるのです。
- 近年、世田谷区でも問題になっている、空き家のアニマルハウス
- 空き家を放置せず、早急に対処するために知っておきたい情報
空き家問題の「アニマルハウス」とは?
- 空き家問題のアニマルハウスとは
- 東京都世田谷区の一部の空き家区画で、周辺住民からつけられた呼び名です。
その区画には空き家が10軒ほど密集しており、長期間放置されたことで庭は草木が生い茂り、家の住宅にもツタが伸び切った状態になっています。
空き家が続くこの区画に、タヌキやハクビシンが住み着いていることから、アニマルハウスと呼ばれるようになったのです。
空き家を放置する近隣トラブルの危険性
世田谷区のアニマルハウスの状況を受け、近隣住民は次のようにさまざまな不安を抱えています。
これは世田谷区に限らず、今日本全国で起きていること。
だからこそ、空き家を放置する危険性をしっかりと知り、早いうちから対処することが重要なのです。
①空き家の害獣・害虫被害
世田谷区のアニマルハウスのように、野生動物が出入りする場所になってしまうと、害獣による周辺の畑に被害が出ることにつながります。
それだけにとどまらず、これらも周囲の人々に悪影響を及ぼす要素です。
- 害獣の糞尿による匂いの被害
- 草木が生い茂った環境に出る大量の蚊などの虫
以前、空き家の害獣被害について空き家ジャーナルを更新しておりますので、こちらも併せてお読みくださると嬉しいです!
②放火による大きな被害のリスク
人気のない空き家は犯罪に使われる例もあります。
- 特に、世田谷区のような住宅密集地で放火などが起きれば、そのまま近隣にも影響が出るリスクが高いのです。
- 空き家が続くエリアであれば、火事に気づくまで時間がかかり、大きな事故につながってしまう可能性まであります。
こちらも以前の空き家ジャーナルでは、京都の愛宕神社に放火があったニュースを取り上げましたね。
周辺エリアでは何件か放火が続いた事件です。
周辺の人々の怪我や死亡などの事故といった、取り返しのつかない事態を避けるためにも、空き家の放置はとても危険であるというリスクを把握しましょう。
アニマルハウス化を防ぐには解体や売却が大切
- 空き家を解体してしまえば、野生動物が家の中に住み着く心配もありません。
- また、売却して他の誰かが住んでくれれば、その土地が荒れる心配もなくなるのです。
そのためには住宅の所有者が将来を考え、空き家にならないように準備したり、空き家になったら解体するなど、対応を決めておくことがとても大切です。
まとめ
東京空き家相談協会では、空き家に関するお悩みをトータルでうけつけております。
当協会では無料の現地調査をしており、必要であれば解体など、空き家の対処を幅広く承っています。
また、解体だけに限らず、空き家の売却、リフォームによる活用など、ほかの方法での空き家問題解決もサポートしています。
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