空き家ジャーナル


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戸籍謄本を郵送で取り寄せる方法。手順・費用・必要書類も紹介

更新日:2024年3月11日

 

被相続人の戸籍謄本は相続登記などで必要となる書類です。

 

しかし自分で取得するには本籍地の役所で取り寄せる必要があり、本籍地から離れた場所に住んでいる人にとって戸籍謄本を取得するのはなかなか大変です。

 

今回は戸籍謄本を郵送で取得する方法を解説します。

 

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まずは被相続人の本籍地を確認

 

戸籍謄本は被相続人の本籍地に保管されているため、まずは本籍地の確認を行いましょう。

 

本籍地確認は次の方法で行えます。

・親族に聞く

・住民票など本籍地が記載された書類を探す

・運転免許証を確認する

・弁護士などに確認手続きを依頼する

 

運転免許証はICチップがついていないもののみ、本籍地の記載があります。

 

ICチップがついているものに本籍地の記載はありませんが、警察署や運転免許センターなどに行けば本籍情報を確認できます。

 

戸籍謄本の郵送に必要な書類

 

戸籍謄本を郵送で取り寄せる際に必要なものは以下の通りです。

 

戸籍謄本の取り寄せに必要な書類①戸籍謄本等郵送請求書

戸籍謄本等郵送請求書は各役所のホームページでフォーマットをダウンロードできます。

ダウンロードが完了したら、請求者の氏名・住所・電話番号・生年月日・戸籍筆頭者との続柄・請求理由・必要枚数などを記入しましょう。

面倒なのでまさかやる人はいないだろうと思いますが、白紙に手書きで作成することも可能です。

 

戸籍謄本の取り寄せに必要な書類②請求者の本人確認書類の写し

本人確認書類は運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなどの顔写真が入っているものに限ります。運転免許証を提出するのが一般的かと思われます。

 

戸籍謄本の取り寄せに必要な書類③発行手数料に相当する定額小為替

定額小為替とは、郵便局で入手できる証書です。

発行手数料分の定額小為替を購入しましょう。

 

戸籍謄本の取り寄せに必要な書類④返信用封筒と切手

戸籍謄本を役所から受け取るため、返信用の封筒と切手を同封しましょう。

戸籍謄本を複数請求する場合は大きめの封筒を用意すると良いでしょう。

 

戸籍謄本の取り寄せに必要な書類⑤委任状

同一戸籍内の人またはその配偶者・直系尊属・直系卑属以外の人が請求する場合、委任状が必要になります。

委任状は「自分の代わりに他の人を代理人として、法律行為をさせます」という意思表示を表すものになります。

 

戸籍謄本の郵送にかかる費用

 

戸籍謄本の郵送には、謄本の種類毎に発行手数料、郵送時の切手代がかかります。

謄本の発行には以下の費用が発生します。

謄本の種別 発行手数料
戸籍謄本・戸籍抄本 450円
除籍謄本・除籍抄本 750円
改製原戸籍謄本・改製原戸籍抄本 750円
戸籍附票謄本・戸籍附票抄本 100円~500円

なお切手代は戸籍謄本1通で84円、複数枚の場合は最大140円程度かかるでしょう。

 

 

戸籍謄本を郵送で取り寄せる際の注意点

 

戸籍謄本を郵送で取り寄せられる人は以下の人物に限られます。

・本人・同一戸籍内の人(親子・配偶者)

・本人の直系血族の人(祖父母・親子・孫など)

・正当な理由があって請求する人(代理人など)

 

別戸籍になっている兄弟姉妹が申請する場合は、同じ戸籍にいた時点の除籍簿が必要です。また、親や孫が請求する場合は親族関係を確認できる資料の提出を求められることがあります。

戸籍謄本を請求する際には必要書類を事前に自治体あてに問い合わせすると良いでしょう。

 

 

さいごに

 

相続登記について質問がある方は東京空き家相談協会にご相談ください。

当協会には税理士、司法書士、弁護士といった専門家が所属しており、相続登記や相続放棄、後見人制度や税金など、相続に関するあやゆることにスピーディにお答えできます。

 

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この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

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