空き家ジャーナル


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都会の空き家にも外来生物!悪臭被害も

更新日:2023年6月15日

「害獣」と耳にすると、どんな風景を思い浮かべますか?

広大な畑にいるイノシシや、山間に出没するサルが浮かぶ方も多いかと思います。

私は必ず思い出す話がありまして…。
温泉が有名な地域に住んでいた友人が帰宅すると、
キッチンの上にあったポテチを握りしめているサルがこちらを見ていたそうです。

その友人はじゃがいもLOVE人間なため、突如出現したサルに驚くこともなく「私のポテチを返して!!!!」と叫んだそうで、”私だったらひたすら叫んでドアの開け方もわからなくなりながら部屋を飛び出すのに…”と尊敬しました。

ちなみにこの間その子と浅草に遊びに行った時に食べたおいしいポテトはこちらです。

お店は「Frites Bruges-フリッツ・ブルージュ- 」

トッピングもたくさん!こちらは明太マヨ

ちなみ小雨が降るなか、揚げたてのポテトを2人で食べました。ザックザクでとってもジューシー!

さて、余談が多くなってしまいましたが本題へ。

 

東京都世田谷区に空き家が多いというお話も、過去何度か空き家ジャーナルでも取り上げたことがあるかと思います。

今回は、そんな都会の空き家に棲みつく害獣の被害について取り上げます!

都会だろうと関係ない!空き家に棲みつく害獣問題

猫とも犬ともいえない動物の声がする

ふん尿のようなくさいにおいがする

東京・世田谷区の住宅街にある空き家に害獣が棲みついており、区役所にも周辺住民からの苦情が多く寄せられているそうです。

区内には「アニマルハウス」と呼ばれる、獣が徘徊する一角があることが話題になったこともありますよね。

古い戸建て住宅群がなんらかの親族間の問題により放置されているようで、ハクビシンやネズミ、シロアリがいることを問題提起している近隣住民の方もいらっしゃいます。
せっかく購入した家。近隣の空き家にはびこる害獣・害虫が流失し、もし近くに住んでいる自分の家に影響したら?

本当であれば、閑静な住宅用地として提供することができた土地を活用できていないという根本的な課題もあります。
記事を読み終えたら、ぜひ「アニマルハウス」で検索してみることをおすすめします!

 

これから本格的に梅雨に入り、気温も湿度も高くなってきます。建物自身の劣化も進みが早くなりますし、ふん尿など動物の独特のにおいもより一層強まることでしょう…。

 

ご相談者様のなかには、空き家の現地調査を行なったところ、ハクビシンに家の断熱材をかじられ、天井裏に大量の断熱材のかけらが散らばっていたケースがございます。

「もしかしたらハクビシンやタヌキが入っているかも」と不安でお問合せする方も多いかと思いますが、
その方の場合のように、リフォームや売却の検討段階の現地調査時にはじめて知る!というびっくり仰天なこともあるのです。

 

ハクビシン駆除のお見積りが決まる6つの要素

駆除にどれだけの費用がかかるかチェックする時のポイントは以下となります。

  1. 屋根裏の糞尿被害の状況
  2. 敷地面積の広さ
  3. 侵入口の数
  4. 罠や捕獲の有無
  5. 高所作業かどうか
  6. 業者と自宅の距離

なかには、ハクビシンかと思い駆除業者に見てもらったところアライグマだったため、お見積りが高くなった!なんてことも。

害獣により建物の一部が腐ってしまったり、雑菌が侵入してしまうことを防ぐためにも、家にどれだけ侵入口になりうる隙間があるのかはご自身でも目視チェックしておいた方が良いですね。

 

ハクビシン・アライグマ・タヌキを追い払う方法

害獣に棲みつかれる前、業者に依頼する前に、少しでも自分でなんとかしたい…
そんな時に個人でも試せる方法をご紹介します!

  1. 木酢液(もくさくえき)やミントのにおいをさせる
  2. センサーライトやフラッシュライトを試す
  3. 騒音や動物の鳴き声でおどろかせる

あまり聞きなれませんが、木酢液とは木材を乾留した際に生じる乾留液の上澄み分のことです。

「酢」と入っているので、なんとなく酸っぱいにおいを想像しますが、実物は煙のようなにおい

焚火をした時の煙のような「燻臭(くんしゅう)」は、蚊や蜂などの虫、野良猫などの小動物も苦手とされているのです。

 

蚊や蜂も出てくる季節が近づいていますので、ぜひ!活用していきたいですね。

 

さいごに

東京空き家相談協会では、空き家の無料現地調査も承っております。
空き家になんらかの動物がいるかもしれない…
実家が空き家になる予定なので、まずは残置物を片づけたい…
遠方にある空き家の状態がわからず不安…
売りたいと考えているが、オンライン上だけではわからない正式な見積もりが欲しい…

ご相談者様一人ひとりに沿った丁寧なヒアリングをもとに、
無料の現地調査を行ない、適切な解決方法や事業者のご紹介を、当日~3営業日以内にご案内しております!

 

まずはお気軽なご相談から!

相続・空き家にまつわる総合的な相談窓口はこちら(クリックで移動)
または以下からご相談ください!
電話番号➡ 03-6258-0496
メール➡ message@tokyo-akiya.info

 

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。