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住宅の売却理由を解説

住宅売却理由トップ「売れるときに売るため」

更新日:2024年6月21日

2024年4月、2023年度住宅・土地統計調査の結果が速報値ベースで発表され、

日本全国の空き家数は約900万戸、空き家率は13.8%という結果になりました。

 

2018年の住宅・土地統計調査時に比べ、空き家の数は58万戸、空き家率は0.2ポイント増えています。

 

この原因の1つに現在の日本では中古住宅流通に課題があり、放置空き家が増えていることが挙げられていますが、現在住宅を所有している方は住宅売却をどのように考えているのでしょうか?

 

今回は不動産会社が行った、住宅売却に関する調査結果を紹介していきます。

 

画面上で戸建て・マンション・土地の売却査定を済ませたい!”という方は、こちらからお試しください!(物件情報はこちらに届きませんのでご安心ください。)

不動産売却を検討した理由は?

家の模型と鍵を渡す手

 

(株)リクルートのSUUMOリサーチセンターが発表した2023年「住まいの売却検討者&実施者」では、

首都圏在住の20~69歳の男女2万人にスクリーニング調査をした上で、本調査が実施されており、有効回答数は1,240人に上りました。

 

この調査結果によると、過去1年間に土地や居住用不動産の売却を主体的に検討した人の割合は18.0%となっています。

 

彼らの不動産売却検討理由を調べると、以下の順番になりました。

 

  • 売れるときに売るため:28.0%
  • 住む場所を変えるため:26.9%
    高いうちに売るため:26.0%
  • より条件の良い住まいに移るため:22.6%

 

このうち57.5%の方は、所有している不動産を高く売るのに有利な時期だと感じているとの結果も出ています。

 

不動産売却の目的

 

一方で、(株)And Doホールディングスが行った「第2回 不動産売却・購入に関するインターネット調査」は、

2021年1月~24年1月に、不動産を売却および購入したことがある全国の20歳以上のユーザーを対象にした調査であり、

この調査では彼らが不動産売却をした目的を確認することが可能です。

 

不動産売却の目的は以下の順番になりました。

 

  • 住み替え:20.2%
  • 同率で不要物件の処分・生活環境の変化:14.4%
  • 高値での売却が期待できたから:12.2%

 

また、以下のように資金調達を目的とする回答も見られました。

 

  • まとまったお金が必要だったから:11.0%
  • 住宅ローンの返済:9.9%

 

次項に移る前に、

もし不動産会社をお探し中の方は、様々な不動産会社と提携している当協会がサポートさせていただきますので、お気軽にご連絡ください!

 

 

不動産会社の探し方

双眼鏡を持ち何かを探す人

 

同じく(株)And Do ホールディングスの調査では不動産売買のためにどのような方法で不動産会社を探したかについても調査されており、

不動産の売却と購入ともに以下結果が最多でした。

 

ネット検索:売却22.7% / 購入:22.6%

 

今お読みの本コラムも、ネット検索から辿り着いていただいたのでしょうか?お読みいただきありがとうございます…。

ネット検索以降は、以下結果となりました。

 

  • 自宅の近くの不動産会社(売却:12.6%、購入:14.5%)
  • 知人・友人からの紹介(売却:11.5%、購入:12.0%)

 

それ以外にも、以下方法で不動産会社探しを進める方も見られました。

 

  • 駅・電車の看板・ポスター
  • 投函されたチラシ
  • 道路沿い看板・ポスター
  • 新聞折り込み

 

 

不動産会社を決めた理由

不動産会社を決めた理由としては、「売却」の場合は以下結果になりました。

 

  • 地元に強い:15.2%
  • 担当者が信頼できた:13.1%
  • 査定額が高かった:11.2%

 

一方、購入では以下が上位を占めています。

不動産購入は後悔したくないですよね。納得するためには、様々な情報を提供してくれ、ヒアリングやサポートが手厚い担当者がいることは重要です。

 

  • 担当者が信頼できた:13.2%
  • 物件情報が豊富:10.8%
  • 対応が速かった:10.1%

 

不動産会社の選び方について、以下の東京空き家相談協会のランディングページでもご紹介しておりますので、ぜひ参考に

 

不動産会社の探し方についてもご紹介しているので、参考にしていただければ幸いです!

 

クリックして不動産会社の選び方を詳しく見る

 

 

【注意】活用予定のない不動産は「売れるとき」ではなく「すぐ」売却しよう

 

先述の結果から、不動産売却はあくまで売却理由がはっきりしている時に、

売れるなら売ろう」というスタンスで行われているということが見て取れます。

 

しかし活用予定のない不動産(空き家等)はそのスタンスではいけません

 

空き家の場合は老朽化が進みやすいので、「売れるなら売ろう」という姿勢では、

老朽化による資産価値の低下や害虫発生などによる隣人トラブルを招く場合があります。

 

また空き家を売却するには残置物の撤去など、事前に解決すべき問題も多く、

売却を後回しにすることでいざ売りたい時に家の価値も自分たちの体力なども無くなっている、という可能性も高いです。

 

不動産は買い手が付くほどの価値があり、売却活動が行える程度に体が元気な時に売却することを強くお勧めします!

 

 

不動産売却の注意点。「囲い込み」とは?

不動産の売却には、売り手にとって損しかない「囲い込み」という手法があります。

これは、大手不動産会社に多く見られるのです。

詳しくはこちらのコラムで解説していますので必読です!

 

 

複数の不動産会社に問合せることによって、どこを選んでいいか分からなくなったり損する方法を選んでしまったりと混乱するかと思います。

実際、当協会にご相談いただく方からも「もう不動産会社とやり取りするのが疲れてしまって」とお話される方も多くいらっしゃいます。

 

当協会は、相談者様のご負担や損がないように、相談者様と専門業者の間で中立的な立場としてサポートしています。

 

”業者に断りづらい”という場合もお任せください♪

まずはお気軽なご連絡、お待ちしております!

 

 

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

一般社団法人東京空き家相談協会 小峰千波

一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

当協会の「空き家ジャーナル」は各専門家が監修しております。学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。