<h2空き家は「そのまま売却」と「更地」の2つの方法がある</h2>
空き家の売却は大きく分けると、建物を残した状態でそのまま売る方法と、更地にして土地だけを売る方法があります。
それぞれでメリットや売却にかかる費用や期間に違いが生まれます。どちらが良いのか決めるには、予算やスケジュールなどを総合的に判断することがポイントです。
次から、空き家をそのまま売却する方法と、更地にして売るときのメリットを見ていきましょう。
空き家をそのまま残して売却する
空き家を残した状態で売却する際には「古家付き土地」「中古戸建」の名前で売り出します。
中古戸建はそのまま暮らせるか少しのリフォームで住めるような、築年数が新しい住宅の呼び名です。一方で古家付き土地は資産的価値がほとんどない古い家を残した状態で、土地をメインに売るスタイルです。
そのため、売却価格は土地のみと比べて安いというデメリットがあります。また、思い出の詰まった実家をそのまま売り出し、ほかの人に渡すことは精神的な苦痛を感じる人も多いのです。
また、売却後に結局建物が解体される可能性もあることを覚えておきましょう。
しかし次のように複数のメリットもあるのです。
事前の費用を抑えられる
空き家を解体しないで売却するため、売却手続きまでがスムーズです。売却価格は安くなるものの、悪寒をできるだけかけずにとにかく売りたい方におすすめです。
まだ住める家を活用してもらえる
実家を売ることは精神的につらい部分もありますが、ほかの人に活用してもらうことで空き家のまま放置するよりも気持ちが軽くなることもあります。
何よりまだ築年数が比較的新しい空き家は、放置したままではもったいないもの。希望する誰かに売却し、住んだりリフォームして別の活用を考えてもらったりするメリットがあるのです。
スムーズに兄弟で平等分配できる
売却した家の利益は相続した兄弟で平等に分配しやすいメリットがあります。更地にする場合は、事前に解体費用の負担などがあり、事前に誰かがお金を出す必要が生まれてしまいます。
一方で建物を残したままなら、基本的に売却手続きをするのみで終わるため手続きがスムーズです。
空き家を更地にして土地を売却する
空き家を解体し、更地にした状態で土地だけを売却する方法もあります。解体までに時間や費用がかかるデメリットがありますが、次のように土地のみだからこそのメリットが複数あるのです。
高く売却できる
古い家がそのまま残っているよりも、土地のみの状態なら新しく家を建てるだけです。その分、古い家が残った古家付き土地よりも高く売れる可能性が高いのです。
早く買い手が見つかりやすい
買い手が見つかりやすく、解体した後はスピーディーに取引が進みやすいことも空き家を解体するメリットです。
土地だけを探している人は多くおり、すでに家がない更地は需要があるため高く売れやすいと同時に、早く買い手が見つかるのです。
いったん解体する時間はかかるものの、売却し始めてから数か月などの短期間で取引が終わることも多いのです。
万が一売れなくても活用しやすい
もしどうしても土地が売れないにしても、古い家をなくしている状態なら次に活用しやすいです。
売却が困難なら土地を駐車場にしたり、新しく賃貸用物件を建てたりと有効活用する方法はさまざまあります。
古い家はいずれ劣化し長くは住めません。更地にすることで、その土地の使い方の幅が広がることもメリットと言えるでしょう。
まとめ
空き家を売却する方法は、大きく分けて空き家を残したまま丸ごと売るか、更地にする2つがあります。
空き家があるままなら、解体費用がかからないメリットがあるものの、買い手がつきづらく売却額も安い傾向にあります。
そして更地にする方法は解体費用や時間がかかる代わりに、スピーディに高く売れやすいメリットがあります。どちらも一長一短ではあるため、どちらを希望するかじっくり検討しましょう。
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