空き家ジャーナル


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空き家の売却価格が決まる要素って何?

更新日:2023年9月1日

空き家を売却するにあたって、もっとも気になることが価格ではないでしょうか。

 

思い出の詰まった実家や長く暮らしていた家家を手放すのなら、少しでも高く売りたいと考えるものです。

 

空き家の売却は、どのような基準で価格が決まるのでしょうか?この記事では空き家の売却価格が決まる要素をご説明します。

 

空き家の売却価格は大きく差が出る

空き家の売却価格は、複数の要素で決まります。たとえ同じ町内の家であっても、土地だけで価値は決まりません。

 

また、築年数が同じであってもほかの要素に違いがあれば、買取価格は大きく違うのです。空き家のおおよその相場を知るには同じエリアで、同程度の築年数、間取りの空き家を探すことをおすすめします。

 

同じではないものの、平均的な相場を理解することで、売却するときの価格を決める目安にできます。

 

空き家の売却価格が決まる5つの要素

空き家の売却価格が決まる要素を1つずつご紹介します。

 

今回紹介する5つ以外にも、細かい部分で価格は左右されますが、特に重視されるポイントをまとめたため、ぜひ参考にしてください。

 

築年数

建物は築年数で大きく資産価値が変わります。

1つの目安になるのは築10年です。築10年内を過ぎると建物の価値は半減します。

 

そして築20年を過ぎた家の多くは、住宅としての価値はほとんど残りません。この理由は木造住宅の耐用年数が22年という税法の定めがあるため。

 

20年を過ぎても人が安全に暮らせますが、査定には築年数が少ないというプラス要素がなくなります。

 

鉄筋コンクリートのマンションは、耐用年数が47年と長いため木造の一軒家と比べて建物の価値は築年数が経っていても下がりにくい傾向にあります。

 

土地の広さ

土地が広いほど空き家の売却価格は高くなります。ただし、広過ぎる土地も買い手がつきにくいという注意点があります。

 

一般的な住宅用の土地は、40〜60坪が平均的です。それよりも広い土地を一般的な住宅の坪の値段で売りに出しても、高過ぎる可能絵師があるのです。

 

また、安くても広い土地を活用する目的がない人は選びづらいです。土地が広い住宅は、分割して売却するなど工夫することで売れやすい空き家に変わります。

 

周辺の立地

周辺に買い物ができる店が多い、病院が近いなどの便利な立地は買い手がつきやすいです。

 

たとえ築年数が新しく、きれいな空き家であっても近くにお店がなく、車でなければ買い物に行けない、駅まで徒歩圏内ではない場所は、その分価値が下がる傾向にあります。

 

都心・郊外・地方

空き家がどのエリアにあるかによって、売却価格は大きく変動します。

 

坪単価が高い東京都内の都心部に近いほど、たとえ坪数は少なくても売却価格は高額になります。

 

一方で都心から離れた郊外や、東京や大阪といった首都圏以外の地方の空き家は、買い手も少ない分価格は低くなるのです。

 

住宅の状態の良し悪し

空き家ごと売却する場合は、その住宅の築年数と同時に状態も売却価格に影響します。

 

たとえば外壁や窓ガラスの破損などリフォームに費用や時間がかかる状態であれば、その分家としての価値は下がってしまうのです。

 

ただし、空き家になったからといって土地そのものの価値は下がりません。

 

空き家を残したままで売却する際には、空き家の築年数が経過しており状態も悪ければ価値は下がってしまいます。

 

しかし、解体して更地にすれば土地のみの価値に変わり、解体しない状態よりも高値で売れる傾向にあります。

 

まとめ

空き家の売却価格は、建っている場所、築年数が大きく影響します。

 

ほかにも空き家の状態や土地の広さなど、複数の要素から決まるのです。そんな空き家の売却は、東京空き家相談協会にお任せください。

 

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