数年に1度のペースで大地震が発生する日本では、大地震のたびに多くの人が家を失う被害に遭っています。
地震は大陸プレートのずれによって起こるものですが、日本は多くの大陸プレートの丁度境目にある国なので、地震が起こりやすく、今後も様々な地域で地震が起こる可能性があります。
そんな地震から自分の財産を守るための手段の1つが地震保険です。地震保険に加入している人は東日本大震災以降増えており、現在は約69%の人が地震保険に加入しています。
今回はそんな地震保険について解説していきます。
地震保険とは?
地震保険とは、地震や噴火によって発生した、住宅や家財の損害を補償する保険です。
保険金は住宅ローンの返済や新たな家への引っ越し費用、当面の生活費へと充てることができます。
地震を原因とした火災や津波による損害に対しても補償が適用されるため、
地震に不安を抱える方はぜひとも保険に入るべきです。
地震保険に加入する場合は火災保険とセットで加入する必要があります。
既に火災保険のみ加入している、という方でもあとから地震保険を付け加えることが可能です。
地震保険と火災保険の違い
地震保険は火災保険に付帯して加入するものですが、保険の内容はかなり異なります。
火災保険は通常の火災のみに対し、適用できる保険のため、地震・噴火による火災には適用されません。
地震・噴火によるその他災害にも火災保険は適用できないため、地震対策は地震保険で行うべきでしょう。
以下は火災保険と地震保険の適用範囲をまとめた表になります。
地震保険の加入を検討されている方は参考にしてみてください。
被害内容 | 火災保険 | 火災保険+地震保険 |
火災 | 〇 | 〇 |
地震・噴火による火災 | ×※ | 〇 |
地震・噴火による倒壊 | × | 〇 |
地震・噴火による津波 | × | 〇 |
※地震火災費用保険金が支払われる場合あり
地震保険はどんな人に必要?
住宅が倒壊した場合、住宅を立て直すための貯蓄が充分にない方は地震保険に加入しておくと良いでしょう。
住宅ローンがまだ多く残っている方にも地震保険の加入をお勧めします。
また倒壊リスクは少ないものの、マンションに住んでいる方も地震保険への加入をお勧めします。
地震の揺れで家財が被害を受けるケースや地震による地盤沈下のリスクもあるため、
万が一のことを考え、地震保険の加入を推奨します。
終わりに
現在建設されている建物の多くは新耐震基準で建設されたものなので、地震保険は必要ないと考える方もいるでしょう。
しかし先述のように、地震保険では地震による火災や津波に対する補償も行っていますので、加入する価値は十分にあるかと思います。
地震の被害に遭った後、最も大変なことは被害後の生活の立て直しです。
地震に遭った後のことまで考えてみると、地震保険は必要なものかもしれません。
東京空き家相談協会では、空き家の管理・活用といったご相談にお答えしている団体です。
地震保険加入のご相談、といった内容でもお力になれる場合がございます。
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