空き家ジャーナル


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【空き家の平均売却価格】空き家を高く売りたい方は注目

更新日:2024年1月22日

近年、空き家の数は増加の一途をたどっており、

東京都内には空き家が80万戸以上あると言われています。

 

空き家は所有しているだけで維持費や固定資産税などの金銭負担が発生します。

もし空き家を自身で有効活用する予定がないのであれば、早急に売却することをおすすめします。

 

今回は、空き家の価格計算の仕組みや平均価格を知る方法を説明します!

 

東京空き家相談協会は相続・空き家の相談窓口です。担当相談員による相談ヒアリングや現地調査だけでなく、専門業者へご案内したあとも解決まで伴走サポートしております!

少しでも気になった方はご連絡ください!

 

 

 

空き家の価格の決まり方

 

空き家の価格を計算する際は、

 

  • 空き家の築年数による価格の下落率
  • 原価法による物件の価格
  • 土地の価格

 

に着目する必要があります。

 

それぞれ計算方法が異なりますので、次の項目から1つずつ解説します。

 

 

空き家の価格の決まり方①築年数による価格の下落率

 

築年数が経過すればするほど、物件の価格は下がっていきます。

 

東日本不動産流通機構(レインズ)の統計では、マンションの築年数ごとの価格下落率が次のように発表されていました。

東日本不動産流通機構「築年数から見た首都圏の不動産流通市場(2020年)」より

マンションと空き家はことなるため、あくまで参考程度となりますが、

確認しておくと良いでしょう。

 

 

空き家の価格の決まり方②原価法による価格計算

 

原価法とは不動産鑑定にも用いられる、物件の価格計算の手法です。

対象物件に建物が含まれる際に利用されることが多いです。

 

再調達価格 × 延床面積 × 残耐用年数(耐用年数 - 築年数) ÷ 耐用年数

という計算式で求められます。

 

再調達価格とは、仮に建物を取り壊し、同じものをもう一度建てたらどれくらいの費用が掛かるのか、というものを計算したものです。

 

 

空き家の価格の決まり方③土地の価格

 

土地の価格はその土地の形やエリアによって異なります。

 

レインズや国土交通省から出ている「土地総合情報システム」などを利用し、近隣の似たような土地がどれくらいの価格で取引されているかを比較すると良いでしょう。

 

 

空き家の平均価格を知る方法

 

ここまでの記事を読んで、

空き家の価格を計算するのは面倒だ・・・

と思った方はご安心ください。

 

ご自身で計算する必要はありません。

 

空き家の売買を目的としたサイトは複数あるため、下記のどれか一つもしくは複数を併用し、所有している空き家と似たような物件の価格を比較すると良いでしょう。

 

  • レインズマーケットインフォメーション
  • 空き家バンク
  • 不動産ポータルサイト

 

 

空き家を高く売却する方法

 

空き家を新築物件と同じくらい高い価格で売却する、というのはなかなか難しい話ですが、

空き家の相場価格を上回る価格で売却するのは、いくつかのことを心がければある程度可能です。

 

どれも行動に移すハードルはそこまで高くないため、

将来空き家を高く売るためにも、早めに取り組んでおきましょう。

 

空き家を高く売却する方法①老朽化部分を修繕する

 

空き家に年季が入れば、当然設備面が損なわれていきます。

 

俗にいう経年劣化というものです。

 

多額の修繕費がかかるようでしたら赤字になってしまいますが、

簡単な修繕程度なら費用負担も少なく、

空き家の売却価格も上がりやすくなります。

壁の傷跡を直す、ドアノブを直すといった簡単な修繕でも構いません。

 

 

空き家を高く売却する方法②空き家内を清潔に保つ

 

空き家内を清潔に保っておくことも、売却価格を上げるためには大切です。

 

空き家を個人の方に売却する場合、売却前に必ず内覧を行います。

 

内覧の際に空き家が汚いと買主からの印象が悪く、

売却価格を下げざるを得ない、もしくはまったく売れないというケースもあり得ます。

 

また、特に築年数が古い空き家や長時間管理をしていなかった空き家を売却する場合、

害獣・害虫にも注意しましょう。

 

害獣・害虫が繁殖すると、空き家の価値が下がるだけでなく、

近隣住民とのトラブルの原因になります。

 

心配な方は駆除業者に依頼して、害獣・害虫の発生を防ぎましょう。

 

 

空き家を高い値段で売却する方法③空き家買い取り業者に売却する

 

不動産業者の中には、空き家を専門で買い取ってくれる業者が存在します。

 

そのような業者は空き家の買い取り実績が豊富で、通常の不動産業者よりも高い値段で空き家を買い取る場合もあります。

 

また不動産業者に物件を売却する場合、空き家を片付ける必要がありません。

 

所有者側の負担が少ない点も魅力的です。

 

 

空き家売却相談は東京空き家相談協会まで

 

使わない空き家は早急に売るべきですが、専門知識を持たずに空き家を売却するのはとても難しいことです。

 

東京空き家相談協会では、「空き家を売却したい」というお悩みを持つお客様のため、空き家・訳アリ物件に強い不動産業者や買取専門業者を無料でご案内しています!
今回ご紹介したようなレインズなども用いて、すぐに売買をしたい不動産周辺の取引実績から平均価格をお教えすることも可能です。

 

他の不動産業者で査定を行った後のセカンドオピニオンとしてもご利用でき、

中には東京空き家相談協会で相談して、やっと納得のいく値段で空き家を売却できたという方もいます。

 

空き家の売却や買取にお悩みの方は是非一度ご連絡ください☟

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この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

空き家ジャーナル編集部

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