空き家の解体や売却をする前に、家の中にある残置物の撤去が必要です。
しかし、空き家を手放すのにわざわざ家の物を処分しなければいけないのか、悩む人もいるのではないでしょうか?
結論として空き家を解体する場合も売却する際にも、費用をおさえるためには片付けをおすすめします。
なぜ空き家の不用品を片付けた方がいいのか、その理由とメリットをくわしくご紹介します。
空き家の残置物を片付けるべき3つの理由
空き家の中や庭に残る遺品、私物は残置物と呼びます。この残置物は、すべて片づけることで次のようなメリットがあるのです。
空き家の残置物を片付けるべき3つの理由①空き家の売却査定額が上がりやすい
空き家の売却をする際に、しっかりと物をなくした状態にすると査定額が上がりやすいです。
なぜなら、不用品がそのままだと見栄えも悪く、新しい買主も見つかりにくいため。不動産会社が処分費用を支払うとなれば、その分の料金も査定額からマイナスになってしまうのです。
空き家の残置物を片付けるべき3つの理由②遺品が残った家は新しい買主が見つかりづらい
たとえまだ使える家具や家電だとしても、かつて両親が暮らしていた実家の物をそのまま残している状態は、次の利用者にとって遺品が残った状態です。
そのため、気にする人はたとえ空き家の状態が良くても、購入には至りづらいのです。これからはじまる新生活をイメージしづらいため、空き家の中の残置物はなくしておいた方が購入してもらいやすいのです。
空き家の残置物を片付けるべき3つの理由③部屋に物がないと広く見せられる
空き家の見学の際に、部屋の中がすっきりしていると広く感じられます。
同じ間取りでも物を減らして床面積を広げると、ずいぶんと印象が変わります。そのため売却予定ならなおさら、不用品を処分して物がない状態を作った方が高く売れやすく、買主も見つかりやすいのです。
空き家の残置物を処分するときの注意点
空き家の残置物を処分するには、むやみに片付けを始めることは危険です。
者が多いほど処分には時間や手間がかかるもの。だからこそ、計画的に進めることが大切です。
空き家の残置物を処分するときの注意点①ほかの親族の許可をとる
空き家にある遺品は、ほかの親族にとって思い出の品々です。特に両親の遺品ともなれば、むやみに処分したくないもの。
必ず家族で話し合い、残すものと処分するものを分けましょう。そのうえで形見分けを考えることが大切です。
もし貴金属など資産的価値がある残置物が見つかれば、後々トラブルにつながらないようにどう管理するのか決めましょう。
空き家の残置物を処分するときの注意点②誰が残置物撤去するか決める
空き家の残置物が多ければ、体力的にも時間的にも労力がかかります。基本的には空き家の所有者が片付けをしますが、もし複数人が相続しているのなら誰が片付けをするのか、分担はどうするか話し合いましょう。
もし空き家の片付け業者に依頼するのなら、料金の支払いもお互いが納得できる形で分けることが大切です。
まとめ
空き家を高く売却するには、残置物撤去がとても大切です。
しかし、残置物撤去にかける時間がとれない人も多いものです。そんな人は、東京空き家相談協会にお問合せください。
空き家の片付けのプロとスピーディにつなぎ、解決へと導くために全力でサポートいたします。
また、不動産売却の場合は一般の買い手が見つかるまでに期間が空く場合がありますが、「不動産買取」であれば一般ではなく業者買取となります。
そのため、売却価格は一般向けの相場より下がってはしまうものの、売却に比べてすぐに購入してもらえることができます。
不動産買取を行なっている業者へのご案内も可能ですので、ぜひお声がけください。
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