「久しぶりに掃除をしに行った自分の空き家からゴキブリが出た・・・」
こんな経験がある方はすぐに害虫駆除に取り掛かりましょう!
空き家で害虫が発生するデメリットは見ると気分が悪くなるということだけではありません!
2023年から、各自治体は一定の条件を満たす管理不全空き家または放置空き家を「特定空き家」と同じく危険性の高い空き家として認定できるようになり、その条件には
「害虫が発生するなどで衛生上有害な場合」
というものがあります(自治体によって詳細の条件は変わります)。
これに指定されると、空き家にかかる固定資産税が実質6倍となり、金銭的な負担を強いられることになります。
たかがゴキブリのせいで固定資産税が上がるなんて馬鹿馬鹿しいですよね・・・
今回は空き家と害虫にまつわる記事を書いていきます!
空き家に害虫が住み着く理由
掃除などあまり手が加えられていない放置空き家などはホコリがたまりやすく、人のフケなど小さなごみが落ちている場合が多いです。
これらは害虫にとっては格好の餌になります。
更にこのような空き家には害虫にとって天敵や危険なものが少なく、害虫が繁殖しやすい場所が整っているのです。
どんな害虫が住み着くの?
見た目のインパクトが強いということもあり、
やはり最も有名なものはゴキブリでしょう。嫌だ…。
1匹みたら100匹いると思え、といわれるほど、その繁殖能力は高いのです。
ゴキブリ以外にもノミやダニ、ムカデやシロアリも害虫です。
ノミ、ダニ、ムカデは人を刺して炎症を引き起こす場合があり危険性が高いです。
シロアリは住宅の木材を食べてしまう害虫で、空き家の強度をもろくし、資産価値を下げてしまう場合があります。
また害虫被害に遭った人の中には空き家に巣を作っていたスズメバチに周辺住民が刺されたなんて事例もあるようです。
このように害虫は空き家の持ち主に対して健康被害を与えるだけでなく、近隣の方にも害を及ぼし、空き家の資産価値まで低下させる可能性もある恐ろしい生き物なのです。
空き家で害虫が繁殖するワケ
空き家で害虫が繁殖する理由は大きく分けて以下の2つです。
- 天敵が少なく餌が多い害虫にとって理想の環境だから
- 繁殖能力がとにかく高いから
天敵とはこの場合、害虫を駆除しようとする人間を指しています。
人間がいない空き家では、おのずとたまっていくホコリを餌に、害虫がのびのびと繁殖できるのです。
そして害虫は繁殖能力がとにかく高く、例えばゴキブリは7~10日おきに20~30個の卵を産みます(種類によって変わります)。
卵は卵鞘という殻でおおわれており、殺虫剤での除去は困難です。
さらに種類によってはメスのみで繁殖できるものもおり、放置空き家等で繁殖するのは当然だと言えるでしょう。
空き家における害虫対策方法は?
空き家に定期的に訪れ、清掃を行うことが最も有効でしょう。
害虫は人の気配がなく、餌が豊富な場所を好みます。
庭木の剪定や雑草を取り除くことで、害虫の隠れ場所をなくすことも有効です。とにかく害虫が居づらい環境を作るのがベストでしょう。
万一害虫が空き家内で発生した場合、燻煙剤を使用すると良いでしょう。
数が少ないようでしたらベイトなどの罠を仕掛けておくのも有効です。
【空き家の害虫】ひとりで対策が難しい場合
ひとりでの駆除が難しい場合は害虫駆除業者に依頼する場合が多いです。
害虫駆除業者の相場料金は数万円程度かかるので、
空き家管理のための金銭的負担としては大きいかと思います。
しかし害虫を放置していると空き家の資産価値が下がる可能性があり、害虫の対処は非常に悩まされますね・・・
そんな時、東京空き家相談協会にぜひご連絡ください!
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専門スタッフ同行による現地調査ののち、害虫による老朽化が進んでいるなど空き家の状態を確認し、相談者様のご意向や予算感をヒアリングしながら、希望に沿った専門業者におつなぎします。
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