空き家の管理の中で、近隣トラブルにも直結するため欠かすことのできない草刈り。
空き家が遠方にあるなど、事情によってはご自身の手で行えない場合もあるでしょう。
そうした際には草刈りの専門業者に空き家の草刈りを依頼するのが最も有効です。
今回は100坪の空き家の草刈りを依頼する場合の費用はどれくらいかかるのか、どのように費用が決まるのかを紹介していきます。
東京空き家相談協会では、管理できていない空き家の管理代行サービスはもちろん、草刈りや清掃などからサポートさせていただくことができます。
まずはご連絡お待ちしております!
まずは、当協会の相談解決事例をもとに解説させていただきます。
【解決事例】東京都練馬区の空き家の庭をいくらで草刈りした?
相談者様は60代男性。
相続後から長いこと空き家にしていた築50年の実家。
2年前まで相談者様自身が庭木の剪定なども含めて建物内外の管理をしていたものの、体調を崩してからはまったく手を付けられていないとお悩みでした。
空き家の庭は以下の状態で、当協会が提携している専門業者をご案内し、相談から2日後というスピード感で、機械を用いて草刈りを行ないました。
- 30坪(約100㎡)分の平地
- 30cm程度の草
- 刈った後の草は業者による処分
結果、30坪を2万円で綺麗にさせていただきました。
刈った草の処分も業者に依頼した場合、費用相場は2万~3万円程度です。
処分費用は草刈り費用の半分~2/3程度であることが多いといわれており、
自分で処分できる場合は30坪1~2万円程度で収めることもできます。
空き家の庭を綺麗にした後は、同じく当協会提携の不動産会社をご案内し、4ヵ月半で1,200万円で売却できました。
もし、空き家の管理ができていない方や「まずは草刈りからやってほしい」といった方は、東京空き家相談協会にご相談ください!
草刈りの費用相場を決める要素とは
草刈りの費用相場で重要な要素は以下の3つです!
- 草刈りをする場所の面積
- 雑草の伸び具合
- 作業時間
ひとつずつ解説していきます。
草刈り費用を決める要素①草刈りをする場所の面積
草刈りをする際の費用相場は平米単価で考えられており、
平米単価×敷地面積で割り出すことが可能です。
業者によっては坪単価で計算する場合もあります。
草刈りの平米単価は一般的に1㎥あたり100円から300円程度が相場とされています。
これらの単価は一律で定められているわけではなく、草刈りを行う敷地面積が広い場合は単価が下がる傾向にあります。
草刈り費用を決める要素②雑草の伸び具合
雑草の伸び具合によっても料金は変化します。
雑草の伸び具合で決める場合、50 ㎝まで・100 ㎝まで・150 ㎝までという条件で 1㎥いくらという計算をします。
長時間放置していたために、雑草などが生い茂っている空き家に適用される場合が多い見積もり方法です。
草刈り費用を決める要素③作業時間
草刈りにかかる作業時間によっても料金は変化します。
草刈りにかかる時間で決める場合、1 時間で作業員 1 人いくらという計算になります。
草刈りの量が少ない場合は、短時間の作業で済むことが多く、費用を抑えることができるでしょう。
以上が草刈りの費用見積もりを出す際に重要となる要素です。
業者によって重視するポイントが異なるため、費用相場にややばらつきが生じやすい作業になります。
草刈り代行にかかる費用の内訳
草刈りを依頼する場合、どのような費用の内訳があるのでしょうか?
項目 | 内容 | 備考 |
草刈り費用 | 必ずかかる草刈りの費用 | 手作業なら費用はアップ |
草の処分費 | 刈った草(ゴミ)を破棄する費用 | 処理する草の量によって費用が変動 |
出張費 | 業者の駐車場費用など | – |
道具の交換費 | 機械の部品交換費用など | – |
除草対策費 | 除草剤を使った除草費用 | 薬剤の量や種類によって費用が変動 |
防草対策費 | 防草シートを使った防草費用 | 防草シートなどを敷く施工面積によって費用が変動 |
上記のようになっており、先述したように刈った後の草を処分したり、草刈り以外の工程が発生した場合は内容に応じて費用が変動します。
100坪の草刈り費用は1●万円になる?
ここでは100坪の土地を例に、草刈りにかかる費用を説明していきます。
ある業者ではに100~150㎡(30~45坪)の土地において、草刈りにかかる1㎥あたりの単価は約496円となっています。
先ほども述べましたが、草刈りの単価は作業範囲が広いほど安くなる傾向があります。
これを踏まえると、100坪(330㎡)の土地の草刈りにかかる費用は163,680円となります。
しかし別の業者では草木の処分費込みで40万円(2人で1日作業)という査定をする業者もおり、業者によってもばらつきがあることは否めません。
複数の業者に見積もり依頼することをおすすめします。
当協会では複数の専門業者への一括見積や選定も、お任せいただけます。
自分で相見積もりをすることによって、同時進行で複数の業者とやり取りが発生したり、その後も営業電話が来てしまうケースも多々あります。
そのような負担もカットするために、ぜひ当協会にお話しください。
草刈り費用を安く抑えるポイント
草刈りの費用を安く抑えるには、複数の業者に見積もり依頼をするのが重要となります。
先述の通り、草刈りの費用の計算方法は業者によって様々です。
同じ敷地でも費用見積もりが大きく変わる場合があります。
査定依頼は無料で行えますので、複数の業者に見積もりを依頼し、最も安いところを選ぶと良いでしょう。
また草刈りの費用を抑えるには、ご自身でのこまめな空き家管理も重要です。
頻繁に空き家を訪れ、草木の処分をしておけば、業者に依頼した際の費用も比較的安価で済むでしょう。
個人での草刈りも草刈り機や除草剤を使用すればそこまで難しい作業ではありません。
ぜひご自身で草刈りをやることをおすすめします。
おわりに
草刈りを依頼したいけど適切な業者が見つからない・・・
そんな時は東京空き家相談協会にご相談ください。
当協会は空き家の売却・管理・解体・活用に関連する様々な業者と提携しており、
草刈りを専門とする業者の無料ご紹介も可能です。
当協会で一括見積をした後、最安値かつ信頼できる専門業者をご案内いたします。
まずはこちらからお気軽にお問い合わせください☟
東京空き家相談協会によくある質問
よくある質問Q.自分で草刈りする場合、草刈り後の草はどうすればいい?
まずはビニールシートなどの上に広げて天日干しして枯らせましょう。
燃えるごみとして処分する際に、事前に天日干しすることによってカサが減って軽くなります。
よくある質問Q.他人の空き家の草刈りもできる?隣の空き家の草が邪魔で仕方ありません・・・
法律上、他人の家に生えている草を無断に刈り取ることは認められていません。
草木が自分の敷地にまで伸びている場合(越境と言います)、他人の所有物を損壊させたと見なされ、
刑法第261条の器物損壊罪が成立してしまうおそれがあります。
なお他人の空き家から木の根が越境している場合は、民法上勝手に切ることが認められています。
以下コラムでは、空き家の草刈りをやるべき理由をご紹介しています!改めて確認したい方はご覧ください。