よく、「安く空き家を購入し、都内の落ち着いた場所に住みたい」
「自然がある場所の空き家や格安物件に移り住みたい」という声も届きます。
日本中には多くの空き家が存在しているからこそ、その空き家を活用したり、新たな姿にしてあげたいと考える人も多くいらっしゃいます。
空き家の購入を検討してみよう
空き家は価値ある資産であり、新しい生活を始めるための機会・場づくりもしてくれます。
今後のための投資として空き家購入を検討するのもよいかもしれません。
その理由をご紹介していきます!
空き家の購入を検討してみよう①低価格の投資
空き家は通常、市場価格よりも低価格で入手できます。低コストで家を購入することで、新しい住まいや資産を手に入れることができます。
空き家の土地の資産価値は広さや地域、利便性などたくさんの条件によって大きく変わりますが、一般的に都心部ほど高値で、地方や田舎は安価になることが多いです。
空き家の購入を検討してみよう②地域社会への貢献
空き家の購入は、地域社会への貢献にも繋がります。
地域に空き家があり続けることで、景観・治安などさまざまなリスクが高まります。
その家を再び活用することで、近隣地域の安全面や魅力を高め、コミュニティ全体の発展に寄与します。
空き家の購入を検討してみよう③空き家は好立地なことが多い
不動産は立地条件のいい場所から建てられます。
古い家ということは、新築よりその分立地条件がいいケースも多くあります。
しかし、すべての空き家がそうではないので、GoogleMapで見たり、実際に歩いて周辺をチェックすることをおすすめします!
空き家の購入を検討してみよう④リノベーションの可能性
空き家を購入すれば、生活環境や自分の好みに合わせてリノベーションできます!
”DIYをしながら住みたいから空き家を購入したい”という背景からご相談いただいた方もいらっしゃいました。
自分の好きなようにできるのが夢ですよね。リノベーションは、家の価値を向上させる方法の1つです。
空き家の購入を検討してみよう⑤投資としての将来性
不動産業界において、一戸建て住宅の価格は築20年程度でゼロになるといわれています。
木造住宅の税法上の耐用年数が22年と定められていることが大きな理由です。
ただし、これは税法上の理由があるからで、築20年以上の家=価値がない、建物の寿命が尽きたということではありません。
築20年以上を超えても、土地代は保たれます。
また、一戸建て住宅の価格は土地・建物の合計ですので、土地の価格が相場によって変動がある場合も、築年数とは無関係ですので土地代は保たれます。
昨今の空き家増加問題は不動産投資家たちによって”空き家バブル”と称され、空き家を購入後リフォームを施し、売却もしくは賃貸収入によって大きな収入を得る方もいらっしゃいます。
「空き家」と考えると、適切に管理されていない朽ちた家が頭に思い浮かびますが、状態によってはそのまま活用したり、補修・改修をすることで価値が高まり、移住希望者が増えるケースも多くあります。
空き家の購入は将来の資産価値の増加を見込むことができます。将来の売却や賃貸収入を考えれば、賢明な投資となるでしょう。
空き家の購入補助金と注意点
空き家の購入には、主に定住を目的とした補助金を申し込むことが可能です。
いくつか例をご紹介していきます!
空き家の購入補助金例①三重県伊賀市
例えば三重県伊賀市の移住促進空き家取得費補助金は、定住を目的に伊賀市に移住する方向けに空き家リフォーム助成金を実施しています。
条件を満たす場合は、リフォーム費用の1/2の範囲内で上限30万円以内が受給可能です。
空き家の購入補助金例②東京都奥多摩町
東京都奥多摩町では次代を担う若者たちの定住を応援するため、定住を目的としての新築、増築、改築、または購入をした方に対して補助金の交付や、金融機関などからの資金借入に対する利子補給をします。
奥多摩町公式HP:https://www.town.okutama.tokyo.jp/1/wakamonoteijusuishinka/seikatsu_kankyo/1/1/970.html
空き家の購入補助金例③北海道音更町
北海道音更町(おとふけまち)では空き家購入費用の1/3の上限50万円を補助します。
子育て世帯等(18歳以下の子を扶養する親子のみで構成する世帯)や転入世帯(町外から転入する者のみで構成する世帯(売買契約締結の日前1年内に音更町民であった場合を除く)
音更町公式HP:https://www.town.otofuke.hokkaido.jp/kurashi/jukyo/hojo/akiya_kounyu_hojo.html
空き家購入のデメリット
さて、空き家の購入は地域の安全性や活力を高めるだけでなく、補助金制度があるほど全国の自治体が進めていきたいことととご紹介しました。
しかし、もちろんメリットだけではありません。
今後、空き家の購入を検討される方にとって良い判断材料となるよう、空き家購入のデメリットもご紹介していきます。
空き家購入のデメリット①不具合や経年劣化による住みづらさ
本コラムでもご紹介したように、空き家が安いメリットには、築年数の古さという原因があります。
新築と比べて配管や建材にはどうしても経年劣化が伴うので、
生活を始めると不具合が発生する可能性もございます。
そのため、空き家の内覧に関しては特に、専門家とともにすみずみまで確認することが大切になってきます。
家の状態を客観的にチェックする「ホームインスペクション」を受けたり、不動産業者や建築士などの有資格者にチェックしてもらいましょう。
空き家購入のデメリット②リフォームや修繕のコスト負担
お家選びをする時に、気になる方が多い水回り。
キッチン、トイレ、浴室などの水回りや、ガス給湯器などは設備の古さから故障しやすくなっており、リフォームや修繕、設備の交換が必要になるケースもあります。
購入の際には、これらに対してどのくらいの費用がかかるのかも含めて価格交渉する必要があります。
空き家購入のデメリット③条件に合う物件が見つけづらい
エリアや広さともに魅力的な空き家はあるものの、所有者に放置されて売りに出されていないことも多々あります。
また、空き家は価格が安く、利益率を考えて積極的に取り扱わない不動産業者もいます。そのため、空き家は不動産市場での流通が少なく、条件に合う物件になかなか出会えないことも。
希望に合った空き家を見つける方法
購入したくなるような空き家を探すには色々な方法があります。
東京空き家相談協会では空き家に精通している不動産業者とも提携しているため、希望に合った空き家物件をご紹介することも可能です。
希望に合った空き家を見つける方法①空き家バンクの活用
空き家ジャーナルでも何度かご紹介している「空き家バンク」。
これは自治体が主体となり、空き家を”売りたい””買いたい”人同士をつなぐサイトです。
気になる物件が見つかったら利用登録の申請を行い、承認されたら現地確認の申請などを行えます。
下記の「空き家オールバンク」では、空き家バンクに登録されている全国の空き家が一覧となって見ることができます。
空き家オールバンク:https://akiyabank-all.com/state/
希望に合った空き家を見つける方法②不動産ポータルサイトを利用
不動産ポータルサイトとは、「SUUMO」や「アットホーム」などの総合的な不動産情報が掲載されているサイトです。
それらで中古物件を検索してみるのも良いでしょう。
ただ、売り出し中ではなく掲載されていない空き家もあるので、
次にご紹介するような方法もおすすめです。
(現地に行くのが大変なケースもありますが…)
希望に合った空き家を見つける方法③直接足を運んで交渉
もし購入したいエリアなど詳しく決まっている場合、ご自身で空き家の所有者へ直接連絡を取ることも可能です。ネットなどで空き家情報が出ていなくても、所有者に直接交渉して売却してもらえる可能性はあります。
希望に合った空き家を見つける方法④空き家・空き地バンク総合情報ページ
国土交通省の「空き家・空き地バンク総合情報ページ」には空き家が探せるサイトの一覧があるので、ぜひチェックしてみましょう!
こちらから「空き家・空き地バンク総合情報ページ」へ移動(クリックで移動)
空き家に関するご希望・ギモンは東京空き家相談協会まで
東京空き家相談協会では、空き家専門または空き家に精通した不動産業者と提携しております。
「空き家を購入したいと考えているが、何かいい物件はあるか」
といった空き家購入希望者の方や、
反対に「空き家の売却をしたいが、まだ片付けていない…」とお悩みの方。
当協会では片付けから売却成立まで全力で伴走サポートしております。
紹介手数料や現地調査費用など一切ナシ!
気になった方は、ぜひお問合せください。
お問合せフォームはこちら
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電話番号➡ 03-6258-0496
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