空き家の管理が面倒くさいからと放置しているすべての人へ！
人生が狂う前に今すぐ管理を始めましょう！
12月13日、改正空き家対策特別措置法が施行されたことで、
管理不全空き家・特定空き家に対して、自治体による代執行が行われやすくなりました。
代執行をされた未来にあるものは悲劇のみ・・・
今回は代執行される人を一人でも減らすべく、代執行をされるとどうなるかを解説します。
代執行って何？
空き家対策特別措置法に基づき、著しく管理が行われていないとして特定空き家と指定された空き家に対し、
行政が所有者の代わりとなって解体や修繕などの措置を加える行為です。
厳密には行政が所有者を把握しており、あらかじめ勧告などを経てから行う行政代執行と、所有者がわからずに行う略式代執行、緊急性の高い空き家に対して行う緊急代執行が存在します。
代執行を行った際の費用は全額が空き家の所有者に請求されることとなります。
行政が代わりに空き家を処分してくれるなどと楽観的な考えは間違っても起こしてはいけません。
代執行になるまでの流れ
代執行におびえている方もいるかとは思いますが、安心してください。
代執行はいきなり行われるものではありません。
代執行を行うには、空き家所有者に対して事前に注意・勧告などを行う必要があり、
まずは所有者が自分で空き家を改善することを促す必要があります。
この勧告に従わない場合に、代執行が行われることがあるのです（下記図参照）。
つまり、代執行は行政からの注意・勧告に従っていれば行使されないものなので、
よほどのことがなければ経験しないものです。
そもそも特定空き家の指定も、空き家の管理を定期的に行えば受けるものではありません。
代執行が引き起こす３つの悲劇・・・
今回説明している強制代執行、何としても防がなければなりません。
代執行を受けてしまうと、誇張なしにあなたの人生が狂わされます。
今から説明していく３つの悲劇を見れば、この言葉が嘘でないことがわかるでしょう。
代執行が引き起こす３つの悲劇・・・①高額の解体費用請求
先ほども少し触れましたが、行政代執行によって発生した解体費用などは基本的に空き家の所有者に対して請求されます。
代執行は所有者によるペナルティーのようなものなので、
解体費の助成など、情状酌量のようなものは一切ありません。
しっかりと全額請求されます。
また、行政代執行によって発生する解体費用は相場より割高なケースがほとんどです。
というのも、代執行とはかなり緊急性のある行為であるため、安い業者ではなく、確実に撤去してくれる業者に解体を依頼します。
その結果、大手の業者に頼ることが多く、金額が割高になるのです。
各自治体の事例を見ても、樹木の撤去やごみの撤去のみで訳200万円、
建物の解体で1000万円程度請求しているものが複数確認できました。
空き家を放置したツケはとてつもなく大きいものですね・・・
代執行が引き起こす３つの悲劇・・・②個人情報の流出
個人情報の流出といってもサイバーテロ等ではありません。
自治体の中には代執行を行った空き家の所有者、
もしくは代執行前の命令に従わなかった空き家の所有者の名前をホームページに載せるといった対策をとっているところがあります。
日本人は匿名性を好む特性もありますし、このように大公開するのは空き家所有者にとってインパクトがありそうですね！
そのような自治体でなくとも、代執行まで行われてしまうと報道などで取り上げられてしまい、
自宅や本人の状況が第３者にさらされてしまいます。
取り上げられ方によっては社会的信用も失いかねないため、行政代執行は世間体などを加味しても大変リスクの高いものです。
代執行が引き起こす３つの悲劇・・・③財産差し押さえ
実は行政代執行によって請求される解体費等の区分は税金債務となります。
税金債務とは法人税、住民税などの租税公課勘定以外の税金費用のうち、決算期末までに未納付の税金を指す言葉です。
つまり、行政代執行で発生した費用を支払わない場合、税金未納として扱われ、
その状態が長引けば、財産の差し押さえ・競売によって未納部分を補填させられる可能性があります。
代執行によってお金、社会的信用、財産を一挙に失うことになるのです・・・
まとめ
代執行を受けることによって生きていくうえで必要なものをほとんど失う可能性があります。
しかし代執行を受けるということは一握りのケースであり、代執行におびえるのではなく、
代執行にならないよう、空き家を管理するなどの努力を重ねる必要があるでしょう。
東京空き家相談協会では空き家が心配な方向けに無料の現地調査を行っており、最短当日に解決策をご提案します。
代執行をされないよう、空き家が特定空き家に指定されないように、ぜひ一度ご連絡ください。
１人で解決できない空き家問題も、東京空き家相談協会と一緒なら解決できるかもしれません。
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