負動産
空き家を手放したくても手放せない場合、固定資産税や管理費など、維持費のみがどんどん増えていき、自分の生活に負担がかかってしまうことから、そのように呼ばれてしまうことも増えてきました。
特に地方の空き家は売却が非常に難しく、空き家の処分に困っている場合が多いです。
そのため、近頃では空き家を0円で売却するという動きが出てきています。
今回はこの0円物件について解説していきます。
もし空き家をお探しの方や、空き家を売りたい・手放したい方は相続・空き家相談のプロである東京空き家相談協会にご相談ください!
0円物件はお得!?
空き家とはいえ、無料で購入できるなんて、額面だけで見れば非常にお得ですよね!
通常の新築戸建てなら、どんなに安くても2,000万円ほどかかるものです。
単純に2,000万円お得と考えると、とても魅力的な気もしますよね。
物件の価格が安い分、仲介手数料などもかからない場合があり、購入時にかかる費用は安いでしょう。
0円物件の入手方法
この0円物件の入手方法ですが、知人などから無償で譲渡してもらう方法のほか、自治体の空き家バンクにて探すことができます。
全てが無料というわけではないのですが、無料でなくともかなり低価格で購入することが可能です。
また、中には補助金制度を適用している自治体もあり、
改修工事や除却工事を割安で行うことができる物件も存在します。
0円物件にはデメリットもある!
ここまでの説明で0円空き家は購入費がほとんどかからず、改修工事の補助金も出るため、非常にお得だという印象を受けたかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。
0円空き家には予想以上に多くの金銭的負担がかかります。
まず大きな負担となるのが税金です。
空き家を購入する際には、主に次の税金がかかります。
- 登録免許税
【固定資産税評価額×2%】 - 不動産取得税
【固定資産税評価額×4%、2024年3月31日までは3%】 - 贈与税
【(課税価格-基礎控除110万円)×税率ー控除額、
無償による譲渡の場合】
0円で購入したなら固定資産税評価額も0円でしょ!と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、固定資産税評価額と実際の売買価格は別物です。
購入価格が0円でも固定資産税評価額はかかります。
さらに空き家を維持する場合、毎年固定資産税もかかります。
しかも空き家バンクで売りに出されるような空き家ですから、手放すのは容易ではありません。
空き家を使わなくなり、手放したくなっても維持費はかかることでしょう。
補助金制度があるとはいえ、改修工事費もかさみます。
とりわけ長年使われていない空き家は害獣駆除や清掃費、
当然改修工事費や耐震工事費等、「住めるようにするための工事費」がかかります。
空き家バンクに掲載されている物件を見てみると、遠方にあるものが多く、交通の便があまりよくないものが多かった点も不安要素の一つです。
空き家の購入後まで考えると不利な点も多いのです。
一見魅力はありますが…
空き家バンクに出ている空き家は一見魅力的ではありますがデメリットも多いため、購入する際はしっかりと検討するべきでしょう。
それでも購入に踏み切るならば、必要な税金額や工事内容を正確に把握し入念な計画を立てていきましょう。
ひとりでは計画を立てるのが、ちょっぴり不安。
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