空き家の増加は今や全国的な問題となってきましたが、
近年では自治体や企業の空き家に対する問題意識も増し、「空き家買取」を行う団体が増えてきました。
しかしながら空き家を所有する方の中には、「空き家買取がどんなものなのかわからず不安」という意見もあるでしょう。
今回は空き家買取に不安を覚える方のために、空き家買取の流れや相場について解説します。
空き家買取の流れ
初めに空き家買取のおおまかな流れについて解説します。
流れは主に4ステップとなっており、最後のステップ以外は不動産に関する知識がない方でも楽に行えます。
空き家買取の流れ①査定依頼
最初のステップは査定依頼です。
買取をしてもらいたい空き家を不動産会社に査定してもらうことで、空き家の売却が適切かどうかを判断します。
査定を無料でやってくれる不動産業者も多く、インターネット経由で査定依頼を行えるケースも増えているため、手軽に査定依頼をすることができるでしょう。
空き家買取の流れ②査定比較
査定依頼は複数の不動産会社に出すことが望ましいです。
査定結果は各不動産会社によって異なるため、複数の会社に依頼を出していれば、より高い値段で空き家を買い取る会社を見つけることができます。
また査定方法も各社で異なり、現地に足を運んで査定を行う会社から、周辺相場や売却事例と比較して査定を行う会社まで様々です。
前者では査定に30分から1時間、後者は査定に3日から1週間かかると言われています。
空き家買取の流れ③打ち合わせ
査定金額などを見ながら、打ち合わせを行います。
打ち合わせでは今後の細かいスケジュールや売却にあたって必要な書類などの説明を受けます。
査定価格や打ち合わせの内容に納得できたら、不動産会社と空き家買取の契約を結ぶことになります。
空き家買取の流れ④決済手続き
契約を終えた後は決済手続きを行います。
司法書士立会いのもと、不動産の引き渡しや代金支払いを行います。
決済時には建物の鍵や必要書類の受け渡しも行うため、持ち物は入念に確認しておきましょう。
空き家買取の相場
空き家買取業者に空き家を売却する場合の価格の相場は、
通常の方法で空き家を売却した時の価格の約7割と言われています。
立地や空き家の築年数によっては更に値段が下がる場合もあります。
空き家をなるべく高額買取してもらうためには、
築年数が浅く、保存状態が良い空き家である必要があります。
建物には法定耐用年数というものがあり、木造建物は22年、鉄骨造は27年という定めがあります。
高額での買取を希望する場合は、上記法定耐用年数を超えないうちに売却することが重要です。
また、空き家を解体した後に売却するという方法も高額買取を狙える場合があります。
この場合の売却相場は更地の売却相場の8~9割から解体費用をマイナスした価格となります。
空き家買取のメリット
空き家買取は通常の方法での空き家売却に比べ、売却がスムーズにいくというメリットがあります。
通常の不動産業者と違い、空き家買取業者は空き家活用の知識が豊富で、多少立地が悪かったり築年数が長くても買取を検討してくれやすいという特徴があります。
また、空き家の実際の状態が契約した内容と異なった場合に発生する「契約不適合責任」も免責してくれるため、空き家売却の際に抱えるリスクも減らせます。
空き家を素早く、安全に売却したいという方に、空き家買取業者への買取依頼は非常におすすめです。
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他の不動産会社で納得する査定結果が出なかった際のセカンドオピニオンとして当協会をご活用いただくこともあります。
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