練馬区は空き家の件数が東京23区内で第5位と、多くの空き家がそのままになっています。
この記事では、練馬区での空き家の現状と自治体が取り組んでいる活動をご紹介します。
空き家対策を知ることで、これから空き家になる予定の家がある人や、実家を相続予定の人はぜひ参考にしてください。
東京都練馬区の空き家の現状とは?
練馬区では平成25年の住宅・土地統計調査により、空き家総数が3万6,150戸と発表されています。
練馬区の住宅の数は約38万といわれており、空き家率は9.5%程度です。
全国的な空き家率の平均は13.5%であり、東京の空き家比率の平均も11.2%と、数日だけを見れば練馬区の空き家は少ないのでは?とも思いますよね。
しかし、練馬区の空き家の数は、東京23区内で数字だけ見ると第5位と数が多い状況です。
つまり練馬区は空き家率そのものは高くないものの、全国的に見れば空き家が集中しているエリアだとわかります。
平均よりも空き家率が低くても、空き家が数万件そのまま放置されている状況は事実です。
練馬区は利便性が高く、住みやすい街として土地の需要が高いエリア。だからこそ、空き家を放置しないで次の人が活用できるように、売却や解体して土地を手放すといった対策が必要なのです。
東京都練馬区の空き家の現状。老朽化した空き家数は900戸以上!
空き家問題の中で、もっとも問題視されているポイントが老朽化による倒壊などの危険性です。
老朽化した家は台風や地震によって倒壊したり、屋根などの一部が破損して飛んで行ったりと、大きな事故につながるトラブルになってしまいます。
周囲の住民を巻き込む結果になるため、老朽化が進んだ空き家はすみやかに修繕や、解体を進める必要があるのです。
また、練馬区の空き家を放置した結果、不法投棄などでゴミ屋敷化している場所もあります。ゴミ屋敷化すれば、動物や害虫などによる被害、悪臭、景観の悪化などのさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。
空き家を早めに対処しなければ、やがて近隣トラブルにも発展していきます。
東京都練馬区の空き家対策とは?
練馬区では空き家の売却や解体だけでなく、ほかの形で活用できるような売却希望者と、購入希望者とのマッチングも行っています。
リフォーム費用の融資制度
練馬区では住宅修築資金の融資あっせんとして、古い住宅のリフォーム費用の融資をしています。
融資の申し込みは返済期間7年以内で、工事見積金額内の最大500万円までです。
戸や窓、壁などのリフォームにより、家の空き家化を防ぎ、土地を有効活用できます。
参照:練馬区
https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/sumai/jutakufukushi/jyutaku_yuusi/jyutaku_yuusi.html
住宅解体の密集住宅市街地整備促進事業
住宅解体のための、密集住宅地市街地整備促進事業では老朽化している住宅エリアの解体、防災化のための費用を助成しています。
募集が終了している地区もありますが、貫井・富士見台築、桜台東部地区といった複数の地区ではまだ募集しています。
内容は老朽化建築の建て替え助成です。助成の内容の詳細は、練馬区の防災まちづくり課に直接問い合わせが必要です。
まだ募集している2地区の問合せ先は以下となっております!
都市整備部防災まちづくり課 防災まちづくり担当係(貫井・富士見台地区)
電話:03-5984-1429
FAX:03-5984-1225
都市整備部 防災まちづくり課 防災まちづくり担当係(桜台東部地区)
電話:03-5984-4749
FAX:03-5984-1225
空き家専門の相談窓口の用意
練馬区では区の行政と協定している空き家相談窓口があります。
空き家を売却したい、賃貸物件にしたいといった希望に沿って、不動産、相続に関する専門機関に相談できます。
ほかにも空き家の活用方法など、幅広い相談を受け付けています。
練馬区の相続・空き家の総合相談窓口は東京空き家相談協会へ
練馬区は空き家率が低いものの、実際のところ件数だけを見れば約3万6千戸と23区内でトップ5に入る数があります。
しかし、人気が高い土地だからこそ、練馬区の空き家は売却や賃貸化、そのほか活用方法などで十分に次の利用者が見つかります。
放置している今、とてももったいない時間を過ごしていることになります。
当協会は拠点を東京都に置き、一都三県を中心に幅広いエリアで活動しています。
東京都練馬区の相続、空き家の売却や買取、解体や活用まで、トータルでお悩み相談を受け付けています。
相談者様へのヒアリングと無料の現地調査をしたのち、相談者様に合わせた解決策のご提案と、適切な業者をご案内します。
業者案内だけでなく、しっかりと解決まで無料サポートしておりますのでご安心ください。
お問合せフォームはこちら
または以下からご相談ください!
電話番号➡ 03-6258-0496
メール➡ message@tokyo-akiya.info