ゴミ屋敷は放置空き家の中でも最も問題となっているもののひとつです。
八王子市のゴミ屋敷がテレビで放送されて大きな話題となるなど、世間の注目度も高まっています。
ゴミ屋敷の中には住宅としての機能をまるで果たしておらず、たとえ居住者であってもゴミ屋敷の状態を改善するのは容易でないと思います。
それでは、ゴミ屋敷を処分するにはどのような対策を取ればよいでしょうか?
ゴミ屋敷の問題点・解決方法はあるのか?
ゴミ屋敷は建物の資産価値を下げるだけでなく、近隣住民にとって非常に迷惑な建物です。
2023年4月16日、テレビ東京の「日曜ビッグバラエティ」では、東京都八王子市のゴミ屋敷トラブルが取り上げられていました。
JR中央線八王子駅からすぐのところにある、このゴミ屋敷には2人の姉妹が暮らしており、屋根や家屋の一部倒壊が頻発し、市役所は対応に苦慮していました。
またゴミ屋敷所有者とのトラブルの影響で、隣にあった地元で人気の花屋が閉店してしまうなど、近隣住民への被害も起きていました。
問題のゴミ屋敷について、空き家ジャーナルにて詳しくご紹介しておりますので併せてご一読ください!
その他のゴミ屋敷でも同様の被害があると考えられます。
ゴミ屋敷を改善するにはどのような解決方法がとれるのでしょうか?
ゴミ屋敷の解決方法①片付け業者に片付け依頼する
解決方法のひとつが片付け業者に依頼することです。片付け業者はその名の通り、ゴミ屋敷や空き家の残置物を片付けてくれる業者です。
ゴミ屋敷を今後も継続利用する予定がある方は、片付け業者に依頼してごみの片づけをしましょう。
片付け費用は1㎥あたり1万円~1.5万円強になるケースが一般的です。
費用相場は大体15万から30万円ほどになると考えられますが、間取りや残置物・ごみの内容によっても見積もり内容は変わります。
小さい間取りであっても、天井までゴミが積まれている状態で、人員や運搬に変化あればそれだけ費用も上がるため、まずは何社か見積もりをとることをおすすめします。
なかには貴重品類などを買い取ってくれる業者もありますので、利用を検討する際は複数社に査定依頼をしましょう。
東京空き家相談協会では提携している片付け業者含め、さまざまな業者に一括見積をし、相談者様にとって負担のない業者を厳選後ご紹介しております。
もしゴミ屋敷をお持ちの方や、近隣地域に片付けが必要な空き家がある方はお気軽にご相談ください。
ゴミ屋敷の解決方法②不動産買取業者に売却する
ゴミ屋敷であっても不動産買取をしてくれる不動産会社は存在するようです。
通常の売買と異なり、住宅購入などを希望する一般の方に売るわけではないので、残置物をのこしていてもゴミ屋敷の売却はできます。
しかし不動産会社も残置物撤去費用やリフォーム費用を予算に含めなければいけないので、売却価格はかなり下がるでしょう。
特に、早くゴミ屋敷を手放したい方や、活用予定がない家の税金を支払うことが億劫な方は不動産買取がおすすめです!!
ゴミ屋敷は不動産買取業者に売却すべし!
継続利用の予定が特になく、ゴミ屋敷をすぐにでも手放したい方は、ゴミ屋敷を不動産買取業者に売却してしまいましょう。
不動産買取業者へのゴミ屋敷売却には3つの大きなメリットがあります。
これらのメリットを考慮すると、片付け業者への片づけ依頼より売却の方が断然お得です。3つのメリットについては下記で説明します!
まずは画面上で売却査定したい方は以下からお試しください!
ゴミ屋敷を不動産買取業者に売却すべき理由①現金化までが速い
ゴミ屋敷を不動産買取業者に売却する場合は残置物撤去が必要ありません。
ゴミなどの残置物が残っている場合は、不動産会社が残置物撤去費用を予算に含めたうえで、査定価格を提示します。
査定価格に合意すればすぐに契約を交わせるため、ゴミ屋敷の現金化まで1か月かからない場合もあります。
ゴミ屋敷は処分が非常に面倒なイメージがありますが、不動産買取でしたら手間をかけずに処分できます。
ゴミ屋敷を不動産買取業者に売却すべき理由②ゴミ処分費用などが不要だから
先述の通り、不動産買取を依頼する場合、ごみの処分費用は掛かりません。不動産買取業者がごみ処分をしてくれるからです。
しかしながら、彼らもごみ処分にお金をかける必要があるので、買取金額は下がる可能性があります。
高い金額での売却を望む場合は、安い金額でゴミ屋敷片付けを見つけて作業を依頼するか、自分でごみ処分を行うことで買取業者の負担を減らし、買取金額を上げられる可能性があります。
ゴミ屋敷を不動産買取業者に売却すべき理由③契約不適合責任を負う必要がない
個人間の契約では契約不適合責任といって、物件の譲渡後に契約外の欠陥が発見された場合、
売主が損害賠償などの責任を負うリスクが発生することがあります。
一方、不動産買取業者との契約では契約不適合責任は免責となるため、契約後に判明した欠陥に対し、責任を負わなくて済みます。
ゴミ屋敷は老朽化が進んでいることが多く、契約前にすべての欠陥に気づくことは大変困難です。
そのため、契約不適合責任が発生しない買取業者との契約は低リスクで、所有者からしたらとてもありがたいものです。
おわりに
東京空き家相談協会ではゴミ屋敷の片づけや売却に関するご相談が可能です。
一都三県の物件を中心に空き家・ゴミ屋敷の解決をしている団体のため、八王子市のゴミ屋敷売却も承っており、解決実績もございます。
優良な専門家と提携しているため、八王子市のゴミ屋敷の売却査定もお任せください。
ちなみに同じ東京都の練馬区でもゴミ屋敷条例があり、以前空き家ジャーナルにてご紹介しているのでご興味があればご覧ください!
まずはお気軽にお声がけください!