空き家ジャーナル


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そもそも空き家の残置物撤去って何をするの?

更新日:2023年8月30日

空き家を調べていたら「残置物撤去」や「残地物撤去」というワードを見かけませんか?

この記事では、空き家の片付けや解体するにあたって知りたい、残置物とは何か、そして残置物撤去はどうするのかをご紹介します。

 

空き家の残置物とは?

空き家の残置物(ざんちぶつ)とは、前に住んでいた人が残していた家具や家電、生活用品などのことです。

 

残置物と不用品はよく似ていますが、残置物は基本的に前の住民のことで所有権がありません。特に賃貸物件で、前の居住者が本来持っていかなければならない私物をそのまま置いていった物をあらわすことが多いです。

 

代表的な残置物は次の通りです。

・エアコン

・テレビ

・冷蔵庫

・ガスコンロ

・照明

 

このように重量があったり、取り外しに専門的な知識が必要な家電だったりするものは、取り外さないまま空き家にするケースがあります。

 

するといざ、その空き家を片付けようと思っても、処分に手間がかかってしまうのです。

 

また、賃貸物件の場合は入居者が亡くなってしまい遺品になるケースもあります。その際は残置物ではなく、遺品として取り扱い方が変わります。

 

残置物撤去のやり方

残置物の撤去は、基本的に賃貸の場合は賃主の所有物です。

 

そのため、むやみに残置物があるからと空き家の荷物を運び出すことはできません。必ずその家の持ち主の了承を得たうえで運び出す必要があると覚えておきましょう。

 

残置物撤去の具体的なやり方は次の通りです。

 

自治体のゴミ収集に出して処分する

外に運び出せる残置物であれば、不燃ごみや可燃ごみに分別したうえで、ゴミ収集日に出す方法があります。

 

もっとも一般的ですが、残置物の量が多かったり、簡単に処分できない大型の家電ゴミや家具であれば、自治体での処分が難しい場合があります。

 

直接ゴミ処理場に持っていく

大量の残置物や、大型のゴミを処分するには、自治体のゴミ収集所では受け付けていません。

 

そのため、まとめて処分できるゴミ処理施設に持ち込む方法があります。こちらは重さでゴミの処理費用を計算するところが多いため、粗大ゴミ1点ずつを処分するよりコストを抑えられるメリットがあります。

 

空き家の残置物撤去の業者に依頼する

重い荷物を運ぶには自家用車が必要であり、外まで運ぶ体力的な負担もかかります。自力での運搬をした結果、大けがにつながるリスクもあるのです。

 

残置物の撤去なら、分別から搬出まですべて任せられる専門の空き家片付け業者が便利です。自分で処分するよりも費用はかかりますが、短時間で確実に残置物をすべて処分できます。

 

空き家の残置物撤去の費用相場

残置物撤去はどれくらい費用がかかるのでしょうか?

 

アパートの一室なのか、一軒屋丸ごとなのかといった、家の広さや残置物の量によって、撤去費用は変わります。

 

1立方メートルでの金額で計算することが多く、相場は1万円前後です。ワンルームであれば3~5立方メートルのため、5万円程度です。

 

一軒屋で部屋が複数ある物件で、大きな冷蔵庫やエアコンの取り外しなどを含む場合は、15立方メートルの15万円前後に、さらに撤去費用や廃棄に関わる費用などがプラスされるため、20万円以上の総額です。

 

あくまでも相場のため、搬出がむずかしい立地であれば、さらに費用が高額になるケースもあるのです。

 

まとめ

残置物撤去をしたいけれど、どこに依頼すればいいのかわからない。

空き家の片付けだけでなく将来的に物件を売却や解体したい。

 

このようなお悩みには、東京空き家相談協会が便利です。

空き家の残置物に関するお悩みも、複数の窓口や業者に問い合わせる必要はなく、相談から解決までワンストップでサポートいたします。

 

相談はいつでも無料で受け付けているため、お気軽にお問合せください。

 

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この記事を書いた人

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空き家ジャーナル編集部

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