空き家ジャーナル


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【八王子】空き家の適正管理に関する条例と対策とは?

更新日:2023年10月17日

東京都八王子市では全国的な空き家数の増加を受け、「八王子市空き家の適正管理に関する条例」を平成25年に施行しました。これにより、空き家の管理がされていないと、罰金などの罰則の対象になります。

 

八王子の管理不全空き家について、知っておきたい罰則や注意点、そして管理不全を防ぐための方法をご紹介します。

 

八王子の管理不全空き家は罰せられる

空き家の維持管理をしないままでいると、倒壊による事故で近所の人々を巻き込んでしまったり、火災の原因になったりと多くのリスクがあります。

 

特に空き家が原因で、損害賠償を請求される事態など大きなトラブルにつながるケースも考えられるのです。だからこそ、八王子市では地域の安全のために「八王子市空き家の適正管理に関する条例」を制定しました。

 

空き家の所有者が適正に管理していなければ、市の職員による現地調査を行い、指導や勧告などを行う権利があります。

 

空家等対策の推進に関する特別措置法で増税・罰金リスクも

八王子市の条例だけでなく、平成27年には「空家等対策の推進に関する特別措置法」が全国的に施行されました。

 

これは保安上危険だとみなされた空き家は特定空き家に認定され、通常6分の1の固定資産税の特別控除を受けられなくなります。

 

さらに適切に管理するように、指導が行われ最終的に勧告を無視し続ければ、強制的に空き家を解体する行政代執行が行われます。

 

罰金や増税だけでなく、行政代執行になればその費用も負担しなければいけません。

 

周辺の人々への被害にもつながるため、八王子市の空き家を放置せず必要な手続きや管理を行いましょう。

 

空き家の管理不全を防ぐ3つの対策

空き家の管理不全によって、特定空き家に指定されると増税や罰金などのリスクがあります。

周辺住民とのトラブルにもつながるため、適切な管理や空き家を手放すといった対策が大切です。

 

管理不全を防ぐために、考えたい3つの手段をご紹介します。

 

空き家の管理不全を防ぐ3つの対策①空き家を建て替える

相続した人が暮らす予定がある、賃貸としての活用を考えているのなら、建て替えや補修によって再利用する方法があります。

 

特に旧耐震構造の空き家は、倒壊などのリスクが高いため早めの対策が必要です。建て替えることで老朽化した空き家を手放せるため、特定空き家の対策になります。

 

また、すぐに住まない場合も賃貸にすれば所有者が住まなくとも、空き家にならず管理ができます。

 

空き家の管理不全を防ぐ3つの対策②空き家の管理代行を依頼す

空き家をどうするかまだ決まっていないのなら、老朽化を防ぐために管理代行を依頼しましょう。

ご自身で空き家の片付けや、見回りをする方法もありますが、定期的に空き家に足を運ぶことは大変です。

 

空き家の管理代行なら内部や庭の簡易的な掃除、空き家に変化がないかといった老朽化のチェック、防犯対策なども任せられます。

 

空き家の管理不全を防ぐ3つの対策③空き家や土地を売却する

空き家を解体して土地として売却するか、空き家そのものを売る方法があります。所有しないで売却すれば、特定空き家のリスクを回避できます。

 

何より必要とする人が空き家やその土地を使ってくれるため、土地の有効活用にもつながります。

 

まとめ

空き家の売却や解体、片付けなどのお悩みは、東京空き家相談協会にご依頼ください。空き家は放置すれば特定空き家に指定され、そのまま放置すれば増税や罰金のリスクがあります。

 

そこで、空き家の解体、売却、管理代行など、早めに対処することが大切です。東京空き家相談協会は、無料の現地調査をしています。

 

早く実家を手放したいといった、訳アリの物件は、スピーディーな不動産買取も対応しております。

 

現地調査の結果、空き家の状態に合わせて最適な提携業者を無料でご紹介しているので、まずはお気軽にご連絡ください。

 

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空き家ジャーナル編集部

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