12月に空き家対策特別措置法の改正版が施行されるなど、国をあげた放置空き家への取り締まりが強まってきている昨今。
放置空き家には倒壊の危険性があるだけでなく、周辺住民との隣人トラブルや治安の悪化を引き起こす可能性があります。
そのように言われてもいまいちピンとこない人が多いと思います。
しかし12月25日、大阪府富田林市の住宅街で、
空き家に対し迷惑行為をしたとして逮捕者が出ました。
今回はこの事件について解説し、空き家を放置する危険性についてお伝えしていきたいと思います。
富田林市で起きた隣人トラブル
12月25日、大阪府富田林市住宅街の空き家にごみを投げ捨てるなどの迷惑行為が相次いでいた事件で、隣人の男が威力業務妨害の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは70代の男性で、隣の空き家の看板を2枚撤去した疑いがもたれています。
その他にも自宅郵便受けに入っていたチラシや自分のごみを空き家に投げ入れるなど、以前より迷惑行為を繰り返していました。
空き家を管理する不動産会社によると、投げ込まれたごみには残飯なども含まれていたようです。
この男、なぜこのようなことをしたかというと、
過去に空き家に置いていた自分の所有物を勝手に撤去されたことに怒りを覚えたからだそうです。
勝手に空き家に置いていたものを処分されて怒るなんて、
清々しいほどの逆ギレですね・・・
クリスマスの日に何やっているんでしょうか・・・
空き家を放置する人にも問題がある
今回富田林市で起きた事件、逮捕された男性が悪いというのは言うまでもありませんが、今回の被害者に非はないのかといわれれば、そんなことはありません。
なぜなら、空き家を放置しなければ隣人トラブルは起こらなかったからです。
空き家を長時間無人の状態で放置すれば、当然今回の事件のように私物を持ち込まれたり、ごみの廃棄場所として使われてしまうでしょう。
今年6月には同じ関西にある京都府にて、空き家を中心とした連続放火事件もご紹介していましたね。
上記の事件では、”防火の神様”としてご祭神「火之迦具土命(ひのかぐつちのみこと)」が祀られている「愛宕(あたご)神社」も放火され、ニュースとしても取り上げられていました。
ごみの投棄によって害虫の発生を引き起こす可能性もあり、不動産としての資産価値も下がってしまいます。
今回のケースでは、空き家を管理する不動産会社がいた、ということも分かってます。
個人ならまだしも、管理会社が空き家を放置するとは残念でなりませんね。
私自身、友人より「SNSにて、空き家の防犯カメラで犯行を行なう隣人が映っている人がいると話題になっている」「逮捕されないかなぁ」と耳にしていました。
そのため、”無事に逮捕されて良かった”という気持ちと、”「嫌がらせ」として逮捕されないギリギリのラインって、すごくやるせないな”という気持ちが半々です。
空き家を放置しないためには
空き家を放置しないためには適切な管理を行うほか、
賃貸・売却といった形で上手に空き家を活用していく必要があります。
しかし空き家に関する専門的な知識がなければ、
空き家の活用を一人で行うのは難しく、空き家を放置するという選択肢を選ばざるを得ないでしょう。
しかしご安心ください!
東京空き家相談協会では、空き家の管理・解体・売却・活用など相談者様の様々な悩みに対して、
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今回紹介したような事件を未然に防ぐためにも、自分の空き家の資産価値を守るためにもお早めにご相談ください。
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