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築30年の戸建ての売却相場は?スピード売却するためのポイントも解説

更新日:2024年2月15日

サッカー選手の30才といえば、キャリアで最も脂の乗った時期、というポジティブな印象を受けますが、
中古住宅で築30年というと、古い、資産価値がない等ネガティブな印象を受けるでしょう。

 

今回はネガティブな印象を抱く人も多い、築30年の中古住宅の売却可能性について解説します。

 

 

 

築30年戸建ての資産価値

 

築30年戸建てには資産価値がほとんどありません

建物には法定耐用年数というものが定めてあり、木造の場合は22年です。

 

建物の資産価値は新築時から築22年まで急な右肩下がりで下がっていき、22年には新築当時の10分の1の資産価値になってしまいます。

 

22年以降は資産価値がほぼ横ばいに推移するため、木造住宅を売るならば、遅くとも築22年に入る前に売らなければならないのです。

中古住宅の価格相場
中古住宅 価格 相場

000135252.pdf (mlit.go.jp)より

 

 

 

築30年の戸建ては売れる?

 

ここまでのお話で判断すると、築30年の建物は売れないのではないか、と心配する方もいると思いますが、そんなことはないのでご安心ください

 

売却方法を工夫すれば築30年の戸建てでも売却することができます!

 

例えば築30年の中古住宅を売却したい場合、次のような方法で売却すべきです。

 

①古家付き土地で売却する

築30年の物件を売却する際のもっとも一般的な方法でしょう。

古家付き土地として売り出す場合、ほとんどのケースでは古家を解体してから土地を活用することが考えられます。

更地にする必要がないため、解体費を抑えられるメリットがあります。

 

 

②更地にして売却

家屋を解体し、土地として売却します。

解体費がかかるという難点がありますが、土地活用の幅が広まるため、立地によっては売却しやすいという特徴があります。

 

③リフォームして戸建てを売却

戸建てをリフォームし、新築同様の状態にして売却する方法です。

戸建てを探している個人の方が購入してくれる場合が多くなります。

戸建ての状態次第ですが、リフォーム費用が掛かるというデメリットがあります。

 

特に①②の方法で売却する際には建物の価格でなく、土地の価格相場を調べなければいけない点に注意です!

 

スピード売却するためのポイント

 

先ほど紹介した3つの売却方法では、どうしても売却までに時間を要してしまいます。

一刻も早く売却したい、という方には不向きな売却方法でしょう。

 

しかし、実はそんな方のための売却方法も存在します。

ここでは築30年の中古住宅のスピード売却方法も解説します。

 

①戸建て買取業者に依頼する

戸建て買取業者とは、自社で決められた利益計算などに基づいて、戸建ての買取価格を査定し、所有者が合意すれば戸建てを買い取ってくれる業者です。

社内予算を鑑みて価格査定をするため、通常の売買に比べて売却価格が少なくなるというデメリットはあります。

そのかわり、豊富な実績と経験を活かし、立地条件などが良くない物件も買取をしてくれます。

金銭合意があればすぐに契約ができるという点も魅力的ですね。

 

 

②空き家バンクに登録

空き家バンクとは空き家を探している人とマッチングできるサービスで、全国の各自治体が運営しています。

マッチングしたら買い手と直接やり取りを行い契約を結びます。

物件の掲載も無料で行え、仲介手数料がかからないため、ローコストかつスピーディーな売却が行えます。

 

 

 

さいごに

 

戸建ての売却に困っている場合は東京空き家相談協会にご相談ください。

当協会では主に空き家の売却・活用・管理・解体のご相談を承り、相談内容に沿った事業者をご紹介します。

 

当協会の窓口に相談するだけで複数の事業者にワンストップで売却の相談ができます!

 

時間が足りない方でもすぐに売却が可能ですので、ぜひ一度お問い合わせください☟

こちらの画像をクリックして相談予約しましょう!

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

空き家ジャーナル編集部

東京空き家相談協会は、相続・空き家に関する総合窓口です。「空き家ジャーナル」では、相続や空き家の有益な情報や、当協会の活動について更新しています!