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カーポート解体はいくらかかる?

カーポート解体はいくらかかる?業者選びで失敗しない方法

更新日:2025年7月24日

この記事は8分で読めます

家の取り壊しをする際、「家屋」だけが解体の対象ではありません。
今回は、「カーポート」がある場合について、以下を解説します。

今回の解説内容

  • カーポートとは
  • カーポート解体はいくらかかる?
  • 失敗しない解体業者選び
  • カーポート解体の手順

 

カーポートとは?

カーポートとは
屋根と柱だけで構成された簡易的な車庫のこと。
壁で囲まれたガレージとは違い、開放的な空間で、車の乗り降りや荷物の積み下ろしがしやすいのが特徴です。

カーポートがあることで、雨や雪から車や自転車を守ることができます。

カーポート解体を検討するタイミング

解体を考える理由やタイミングはさまざまですが、主に以下の3つのタイミングで検討すると有効です。

  1. 新築・リフォームをするとき
  2. 老朽化による危険性があるとき
  3. 駐車スペースを広げる・変更するとき

新築・リフォームをするとき

新築やリフォーム計画の一環で、カーポートの解体を検討することもよくあります。
既存のカーポートを撤去し、新たに設置するカーポートでデザイン性や機能性向上を図る際、解体が不可欠です。

解体・新しいカーポート設置を同時にするメリット
  • 作業効率のよさとコストカットが実現できる

老朽化による危険性があるとき

カーポートは設置後10年前後経ったタイミングで新設や建て替え、解体を検討するというのも悪くありません。

カーポートも永久に使えるわけではなく、いずれは寿命がくるものです。
カーポートの造りにより寿命は変わりますが、一般的に使用耐用年数は10年前後が目安とされています。

長年使っているほど、経年劣化であらゆる危険性を孕みます。

老朽化したカーポートを放置するデメリット
  • 自然災害によってカーポートが損傷する
  • 豪雪地帯では雪の重みでポートが変形する
  • 劣化により、いざ解体するときに解体費用が高くなる

車を守るはずなのに、車にとって危険な構造物になるのは本末転倒です。

駐車スペースを広げる・変更するとき

自家用車の台数が増えて、駐車スペースを広げる場合も、ポートの解体が要ることがあります。

駐車スペースを広げる際にカーポートを解体するメリット
  • 駐車スペースの拡張やレイアウト変更は土地の有効活用になるため、解体費用を考慮してもメリットになる

カーポート解体の費用相場

カーポート解体の費用相場は、以下のような要素で変動します。

  1. 構造
  2. 立地条件
  3. 解体にどういう作業が必要になるか

その上で、カーポート解体にかかる費用相場として、解体内容やポートの種類に応じた違いについて目安を提示します。

解体内容ごとの相場

本体のみ:1万5千円~3万円前後
カーポート本体のみの解体費用。基礎が残る場合もあります。
基礎解体を含む:3万円~10万円前後
基礎のコンクリート撤去費用を含む。基礎の規模やコンクリートの種類で変動します。
廃材処理を含む:1万円~3万円前後
廃材の量や種類により変動します。

あくまで目安であり、実際の費用は依頼する業者によって変動します。
また、狭小地など特殊な状況の場合、追加費用がかかる場合があるため、ご注意ください。

カーポートの種類ごとの相場

波板カーポート:1万5千円~3万円前後
比較的安価で解体も容易なため、コストを抑えられます。
劣化が激しく、危険な場合は別途費用がかかることもあります。
ポリカーボネートカーポート:2万5千円~3万円前後
波板より強度が高いため、解体作業に手間がかかる分、費用が高くなります。
アルミ製カーポート:3万円~7万円前後
アルミであるため比較的解体しやすいですが、サイズや構造次第では費用が高くなることもあります。

カーポートの種類ごとの相場

解体を業者に依頼する場合も、自力でする場合も、基本的な手順は変わりません。

現地調査・見積もり

まず、解体業者に現地調査を依頼します。
正確な見積もり作成のため、大事なステップです。

業者は以下の要素をみて、解体作業に必要な時間や人員、資材などを判断します。
 

  • ポートのサイズ
  • ポートの材質
  • 構造
  • 設置状況

これらの調査に基づき、詳細の見積もりが作成されます。
解体費用廃棄物処理費用その他費用など明記の内訳をしっかり確認し、不明点があれば質問しましょう。

複数の業者に問合せたり、見積もり作成後にお断りを入れるのは時間と心的ストレスの負担が大きいです。

当協会にご相談いただけば、100社以上の連携先へ一括見積をし、厳選・お断りもすべて代行いたします。

興味がある方は、お気軽なご連絡をお待ちしております。

契約締結

見積り内容に納得したら、解体業者と解体工事の契約を締結します。
契約書に以下の内容が明確に記載されているか確認しましょう。

  1. 解体工事の内容
  2. 費用
  3. 工期
  4. 支払い方法
  5. 責任範囲
トラブル防止のため、とくに責任範囲補償内容については重々確認しておくことです。

ここでも不明点が出てくる場合は、業者に直接問い合わせることをおすすめします。

近隣への挨拶

解体工事で、どんなに防止しても必ず発生するのが騒音や振動、粉塵などです。
しばらく周辺一帯がうるさくなるため、工事開始前に近隣へ挨拶周りをし、事前に理解を得ておきましょう。

まわりと良好な関係を維持することで、円滑な工事進行に繋がります。

作業開始

契約に基づき、いざ解体作業開始です。
安全管理に配慮し、作業状況を随時確認して問題があればすぐに業者に伝えましょう。

廃材の処理

解体作業が終わったら、廃材の処理です。
廃材の種類や量により処理方法が変わりますが、法律に沿った適切な処理をすることが大切です。
また、適切な廃棄物処理をすることで環境保全にも繋がります。

業者に廃棄処理を頼む場合、別途処理費用がかかる場合があります。
見積り書に廃棄物処理費用が入っているかを確認しましょう。

完了確認・引き渡し

解体作業が完了後、業者が完了確認をします。
作業内容に問題がなければ、引き渡しとなります。

作業内容に不備がないか完了後に丁寧に目視することをおすすめします。
見積り書に廃棄物処理費用が入っているかを確認しましょう。

作業完了報告書を受け取り、解体工事は終了となります。

よくある質問

ここからは解体についてよく届く質問をご紹介します。

解体費用を安く抑えるには?

以下のように、いくつか方法があります。

複数の業者に見積もりを出してもらい、比較検討する

業者により価格設定が違うため、相見積もりをとることで最適価格を見つけられます。

繁忙期を避けて依頼する

解体する時期も費用にかかわってきます。
繁忙期を避けることで、人件費を抑えられることがあります。

このほか安く抑えるポイントは以下です。

  • 解体範囲を最小限に抑える
  • 不要なオプションをつけない(基礎コンクリートの撤去が不要な場合は撤去を省くなど)
安く抑えすぎるのもNG!
コストカットしすぎると、品質や安全面が犠牲になることもあるため、ご注意ください。
あまりにも安すぎる見積もりは何かしら落とし穴がある可能性も考慮しましょう。

自分で解体してもいいの?

カーポートの解体や撤去は、基本的に業者に任せてすることになりますが、自分でも解体できるのでは…という考えがあることも事実です。

結論、自分で解体することは推奨しません

DIYや日曜大工などが得意な方であればカーポートは自分でも解体しやすいタイプの構造物ではありますが、思っている以上に危険が伴います。

とりわけ、基礎コンクリートの撤去や重機を使う作業は技術や専門知識がないとケガや近隣への被害を招く可能性があります。

自分で解体するデメリット
  • コンクリートやブロック塀、柱が多い場合などは重機を使わないと解体が難しい場合もある
  • 廃棄物処理を自分で行なう必要がある
  • 専門知識や技術がないとケガや近隣への被害を招く可能性がある

解体も廃棄物処理を自分でする場合

解体も廃棄物処理も自分でする場合のデメリット
  • 業者による廃棄物処理や買取に応じてくれる場合もあるが、基本的には処分まで自分でする必要がある
  • 廃棄物を処分場に運ぶ際に軽トラをレンタルする必要がある
  • 思った以上に費用や手間がかかる

あくまでも、簡易的なもので作られている場合にDIY対応できると認識しておいた方が無難です。
家屋ほどではないにしても高所での作業もあり、自分で解体する場合は作業中の危険性など、一定のリスクもつきまとうことも認識しておかないといけません。

解体にどれくらい期間がかかるか?

カーポート解体にかかる期間は、以下の要素で変わります。

期間が変わる要素

  • カーポートの規模
  • 構造
  • 解体方法
  • 廃棄物処理の方法

一般的に、1台用の小型ポートであれば1日~数日で終わる場合が多いです。

大型のカーポートや基礎コンクリートの撤去が要る場合であれば数日~1週間程度かかることもあります。

構造が複雑な場合や、アスベストなど特殊な処理が必要な場合はさらに日数がかかる可能性があります。
現在は原則使用が禁止されているアスベストですが、過去に建てられたポートの場合、使用されていることもあります。

家屋に使われている場合もそうですが、カーポートにアスベストが使われている場合も特殊な方法や技術を使って解体工事がされることになります。
そのため、解体費用も高くなりがちです。

アスベストが使われている場合、その分期間も費用もかかることも認識の上、解体工事を依頼することが求められます。
関連記事

解体後の土地活用はどうしたらいいか?

カーポート解体後の土地活用は、土地の規模や立地条件によってもまちまちです。
土地が広ければ物置などを作ることもでき、狭い土地であれば駐車場として活用する手もあります。

土地の活用方法を検討するときは、建築基準法地域の条例なども確認する必要が出てきます。

また、専門業者に相談することで土地の特性に合った提案を受けることもできます。

東京空き家相談協会では、100社以上の専門業者へ一括問合せし、相見積もり後に厳選・ご案内をいたします。
通常、問合せ先がたくさんあると一社ずつのやり取りや立会い、お断りなど多くの負担がかかりますが、当協会が無料サポートをした場合はまるごと代行いたします。

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

一般社団法人東京空き家相談協会 小峰千波

一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

当協会の「空き家ジャーナル」は各専門家が監修しております。学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。