空き家を解体するにあたって、中に残されている家具はどうしたらいいのでしょうか?
リフォームや引っ越しと違って、丸ごと解体するのかと気になる方もいるかと思います。
この記事では、空き家の解体時の家具はどうするのか、処分方法とともにご説明します。
空き家の解体は家具を処分しておく
解体する場合でも、空き家は事前に部屋の中のものをすべて片づけた状態で行います。その理由は、家具類が残ったままでは別途回収費用が発生するうえ、家具の中に残された物の中に危険物が隠れている可能性があるのです。
この残されたままの家具は「残置物(ざんちぶつ)」と呼び、空き家の中にあるかつての家主の私財を撤去する作業は「残置物撤去(ざんちぶつてっきょ)」と言います。
過去の空き家ジャーナルでは、残置物撤去について詳しくご紹介しています!
こちらも併せてご一読ください!
解体して出た不用品は産業廃棄物になる
もし家具類を残したまま解体した場合、通常の家具類の処分は一般廃棄物に分類されます。
しかし、空き家と家具を一緒に解体すると、家具はすべて産業廃棄物の扱いになるのです。
産業廃棄物は解体した業者が手数料を支払う必要があり、余計な家具などが残っていれば追加の料金が発生してしまいます。
そのため、空き家を解体する前に、中に残っている家具をあらかじめ処分しておきましょう。
空き家解体前に家具を処分する3つの方法
家具の処分方法はそれぞれメリットデメリットがあります。
一般的な3つの方法をご紹介するため、どの方法で家具を処分するのか検討してみてはいかがでしょうか。
空き家解体前に家具を処分する3つの方法①自治体のゴミ回収に出す
自治体の粗大ゴミ回収に出せば、1点あたりの回収費用も数百円に抑えられます。ただし、重い荷物を外まで搬出する負担があり、一度に出せる粗大ゴミの量も制限があるところがほとんどです。
空き家の中にある家具類を一度に処分するには、ゴミ処理場まで持っていく必要があります。自家用車がない方、たくさんの家具を外に運び出すことが体力的に困難な方には厳しい方法と言えます。
空き家解体前に家具を処分する3つの方法②不用品回収業者(片付け業者)に依頼する
不用品回収業者は、家の中にある家具などの不用品をまとめて回収してくれるため、自宅にいながら処分できます。
また、業者によってはまだ使えるものがあれば、中古買取をしているところも。
比較的新しい家具類が残っていれば、処分費用を買取価格から引いてお得に処分できる可能性があるのです。
空き家解体前に家具を処分する3つの方法③少量なら解体業者に引き取ってもらえる
木製家具であれば、解体したときの建物の木と一緒に回収してもらえる可能性があります。
少量であれば、まとめて処分してほしいと解体業者に相談してみましょう。ただし、断られる可能性があるため急いでいる方は、事前に家具類は不用品回収業者に依頼するなど、片付けておくと安心です。
まとめ
空き家の中に残された家具は、放置したままだと解体に影響が出てしまいます。基本的には自力でゴミ回収に出すか、不用品回収業者や片付け業者に引き取ってもらいましょう。
解体とは別の業者を探し、スケジュールなどを調整することは手間がかかることです。東京空き家相談協会なら、空き家の片付け、解体、売却までトータルなお悩みを解決に導きます。
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ちなみに、空き家の残置物撤去をしない場合にそのまま売却ができるのか、詳しくご紹介しているのでこちらも併せてご一読ください♪