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解体費用が100万円高くなる?!原因を解説

更新日:2024年2月9日

この記事は5分で読めます

家屋の解体には、多くの費用が掛かります。

  • もし売却したい不動産が老朽化によりそのまま使えない場合、更地にして売却する方法が上がります。
  • もしこの解体費用が通常の相場より100万円以上高くなったら、どう思うでしょうか。

そんなことはありえない、と思う方もいるかもしれませんが、実際にこのような事例は散見されています。

今回は解体費用が相場より高くなってしまう理由を解説します。

解体費用相場の基本

簡潔にいうと、解体工事は手間がかかるほど価格が高くなります。

この手間は何によって決まるかというと、建物の構造と規模です。

具体的には、建物の構造ごとに決まっている「坪単価」と「建物面積」を掛け合わせることで、大体の相場を求めることができます。

いくつかの解体業者のホームページなどで確認したところ、解体費用相場には多少の上下があるもののほぼ同じ価格帯で、以下のようになっています。

解体費用相場
木造 約4万円/坪
鉄骨造 約6万円/坪
鉄筋コンクリート造 約7万円/坪

解体費用が高くなる原因

解体費用は、会社によって値段が大幅に変わるわけではないのに、なぜ解体費が100万円も高くなるケースがあるのでしょうか。

それには追加の解体工事による価格の上昇、という原因が挙げられます。
 
通常の解体工事には含まれない解体作業によって、解体費用が上がってしまうのです。

「追加の解体工事」に当てはまる工事内容に関しては、次項にて解説します。

①家の間口や周辺道路が狭い

家の間口や周辺道路の幅員が狭い場合は、解体費用が高くなります。

通常の解体工事では、大型重機や大型トラックを使って解体作業や廃棄物の運搬が行われます。

デメリット
  • しかし上記のようなケースでは、大型重機やトラックが搬入できず、小型のものを使わざるを得ないため、解体日数が増えてしまいます。
  • 大型重機がないため手作業での解体も増えてしまい、解体費用が通常の2~3倍になってしまう場合もあります。

②解体業者や産業廃棄物処理施設から解体場所が遠い

解体場所が解体業者や産業廃棄物処理施設から遠い場合、ガソリン代や減価償却費が高くなり、解体費用も上がります。

重機やトラックなどを現地に持ってくる際の費用は、重機回送費といった名目で3~5万円かかる場合があります。

③家財道具が残っている

解体の際、家財道具が家の中に残っていると解体費用が上がります。

解体工事中にこれらを処分する場合、その分人件費がかさんでしまうからです。

家財道具の解体費用の算出方法は不用品の量(㎥)や、不用品の運搬に使用した車両数(台)によって算出する業者がほとんどです。
 
前者は8,000円/㎥、後者は35,000円/台かかります。

④樹木や生け垣がある

庭などに樹木や生け垣がある場合は、追加で撤去費用が掛かります。

樹木や生け垣を撤去するために処分費用や解体作業が増えるため、解体日数が長くなってしまうことが原因です。

実際の解体事例等を見ると、これらの解体費用は次のようになっていました。

  • 樹木の撤去運搬処分→約6,400円/㎡
  • 樹木伐採処分運搬費→132,000円/式

⑤特殊工事

アスベスト除去などの特殊工事がある場合、解体費用が追加で発生します。

アスベストとは
以前は耐火・断熱の目的で建物に用いられていましたが、有害性が問題となり現在は使用禁止となっています。
 
2006年以前に建てられた建物にはアスベストが含まれている場合があり、その場合は解体時に追加費用が発生します。
 
また地中に埋まっているごみや廃棄物を撤去する、地中埋設物撤去工事も特殊工事にあたり、追加費用が掛かります。
それぞれの追加費用
  • アスベスト→1万円~8万円/㎥
  • 地中埋没物→5,000円~25,000円/㎥(埋設物の内容により異なる)

解体費用を安く抑えるためには

解体費用は思わぬ原因で高くなってしまうこともありますが、中には自分の努力次第で上昇を未然に防げる場合もあります。

以下の方法を用い、なるべく解体費用の上昇を抑えましょう。

  • 庭木や家財道具の撤去は自分で行う
  • 複数の業者に査定依頼をし、費用が安い業者を選ぶ
  • 行政の補助金を活用する

この中でも、複数の業者に査定依頼をし、費用が安い業者を探すのはひとりで行うには非常に手間がかかります。

そんなときは東京空き家相談協会にご相談ください。

当協会にご相談いただければ、1つの窓口に相談するだけで厳選した解体業者を複数ご案内することができます。

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この記事を書いた人

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空き家ジャーナル編集部

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