転勤や家族構成の変化による引っ越し、住環境を変えたいなどの理由で現在お住みの戸建ての売却を検討している方は、この記事を必ずお読みください！
自分が住んでいる家を売却するのは、非常に勇気のいる行動です。
しかし売却に足踏みをしていると、物件の価値がどんどん下がり、結局売れなかったということになってしまう場合があります。
戸建ては築10年で売却すべき
戸建ては築10年を過ぎるまでに売却すべきです。
実際に築10年が経過した木造中古戸建ては新築当時の半分の価値になってしまうというデータがあります。
さらに木造建物には22年という法定耐用年数が定められています。
この法定耐用年数を過ぎたころには、木造家屋の価値は大幅に下がり、新築時の10%ほどの価格になってしまいます。
また新築戸建てを購入してから10年が経過すると、住宅ローン控除が終了します。
住宅ローン控除とは年末時点での住宅ローンの残高の1%が入居時から10年にわたって所得税や住民税から控除される制度です。
制度上の観点からも築10年を超える前に戸建てを売却した方が良いかもしれません。
売却時の注意点
築10年の戸建て売却には注意点があります。
それは住宅ローンが完済していないと戸建ての売却ができないという点です。
一戸建てに限らず不動産を売却するためには、住宅ローンを完済し不動産に設定されている抵当権を抹消しなければなりません。
抵当権とは、住宅ローンの名義人が住宅ローンの返済を滞納した際に、住宅ローンの融資元である銀行によって行使される権利のことを指します。
抵当権が設定されたままの不動産を売却すると、売却してから家が差し押さえられる、といったトラブルが起きる可能性があり、抵当権のついている不動産は売却できないようになっています。
したがって一戸建てを売却するためには住宅ローンを完済しなければなりません。
築10年戸建てを高値で売却するコツ
先ほど築10年戸建ては新築戸建ての約半分の価格になるとご紹介しました。
しかし売却前の行動次第では価格が更に安くなることもあれば、高くなることもあります。
ここからは築10年戸建てをなるべく高めの値段で抑える方法をお教えします。
築10年戸建てを高値で売却するコツ①価格設定を少し高めにする
具体的には売り出し価格を高めに設定しておきましょう。
不動産業界では、よく物件の値下げ交渉が行われます。
値下げ交渉を行っても自分の希望価格に沿った価格で売却するためには、売り出し価格を高くしておくことをお勧めします。
築10年戸建てを高値で売却するコツ②戸建て売却が得意な不動産を見つける
豊富な売却経験を持っている不動産会社ほど高価格で不動産を売却するためのノウハウを知っていたり、買主を見つけやすいのです。
戸建てを高く売却する際に必要なサポートを受けることができます。
一戸建ての売却が得意な不動産会社であるかは、不動産会社のホームページにある売却実績で確認しましょう。
築10年戸建てを高値で売却するコツ③複数の会社に査定依頼する
少しでも高い売却価格を出すには、一社ではなく複数の会社に査定依頼をし、各社の査定金額を見比べましょう。
査定金額を比較することでより査定金額が伸びた不動産会社と契約することができます。
最近ではインターネット経由で気軽に査定依頼できますので、最低３社程度は依頼することをお勧めします。
ちなみに、東京空き家相談協会ではご自身で複数業者に問い合わせる負担やストレスなく、窓口ひとつで希望売却金額に沿った不動産会社におつなぎすることができます。
当協会は複数の不動産会社と連携しており、強いエリアや相談者様の意向に合わせた事業者を厳選しご提案するためです。ぜひお気軽にご連絡ください！
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築10年戸建てを高値で売却するコツ④内見に備える
個人に売る場合に必ずあるイベントが内見です。
買主は内見によって家の状態や住み心地の良さを量ります。
この際、家の片づけをしていないで内見を迎えてしまっては印象が悪くなってしまいます。
特に水回りやキッチン、壁や外の目立つ汚れを重点的に片付けましょう。
自分で片付けられない場合はハウスクリーニングの利用も検討しましょう。
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