空き家ジャーナル


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ターゲットは空き家!三重 ベトナム人グループによる窃盗

更新日:2023年6月6日

 

6月に入ったのが昨日のように感じますが、もう2週目なんですね。早い。

さっそく本題ですが、三重県で空き家に関する事件が起こりました。

 

周辺では100件の同様の被害も…空き家を狙った窃盗か

家宅捜査で押収された腕時計や商品券等(名張署)

 

昨日の6月5日(月)、三重県警名張(なばり)署では邸宅侵入・窃盗未遂または入管難民法違反(不法残留)の疑いで、

いずれも名張市に住むベトナム国籍の25歳~35歳の男女4人(無職)を逮捕したと発表しました。

同署では4人が住んでいた市内の民家を家宅捜索し、腕時計や商品券など100点以上を押収。

 

この4人ですが、空き家を狙った窃盗グループとみて捜査しているとのことです。

犯行につかわれたとみられる車両(名張署)

 

そのうち35歳と32歳の男2人の逮捕容疑は今年5月16日(火)に愛知県の男性(79)が管理する津市の空き家に金品を盗む目的で侵入した疑いとのことです。

同署によると、防犯カメラの映像などから2人の犯行を特定し、拠点を突き止めたとのこと。

 

一緒に住んでいた元技能実習生の25歳男女2人も不法残留が判明したため、摘発。
同署は4人の認否を明らかにしていません。

 

100件近く空き家を狙った窃盗事件発生 余罪を追及する方針

県内では今年3月ごろから、ベトナム人グループの犯行とみられる空き家を狙った窃盗事件が100件近く発生

同署が捜査三課や伊賀署などと合同捜査していました。
県警は余罪を追及する方針です。

 

直近で更新した空き家ジャーナル「空き家が悪用!特殊詐欺の”ハコ”に」のように、重度の犯罪に空き家が利用されてしまう頻度が高くなっていると感じませんか?

 

不安を残したままでは…

国土交通省住宅局「令和元年 空き家所有者実態調査」32P(クリックで移動)によると、
今後の利用意向が「空き家にしておく(物置を含む)」ものについて、売却・賃貸しないまたは取り壊さない理由を聞いたところ、「物置として必要」が60.3%と最も大きく、次いで「解体費用をかけたくない」が46.9%。
「更地にしても使い道がない」が36.7%の順番となっています。

今回の事件のように、物置や金庫扱いとして金品や大切な品を置く方も多いですが、
自分自身はもちろん、人の目から離れる場所だからこそ守りを強くするべきですよね。

 

東京空き家相談協会では、無料の空き家現地調査も承っております!


実際に”近隣の空き家を心配している”というご相談を受け、
ご相談者様の希望をもとに匿名のまま解決まで至ったケースもございます。

空き家の所有者様と協会で直接のやり取りをし
空き家の管理代行を依頼いただき家の劣化からなる危険の未然の防止、
専門スタッフによる空き家内や周辺環境の調査のもと解体を実施したりと、
最初のお問合せから解決まで一貫してサポートさせていただいております!

 

家の取り壊しを考えた時に読んでいただきたい…

上記と同じく国土交通省住宅局「令和元年 空き家所有者実態調査」32P(クリックで移動)によると、
今後の利用意向が「取り壊す」ものについて、取り壊すための費用がどのように用意するかを聞いたところ、「貯蓄から」の割合が55.3%と最も大きい一方、「未定」の割合が29.1&と約1/3を占めています。

 

当協会にも、解体を目的としてたり、売却を目的とした解体検討についてご相談いただく
ことが多いのですが、やはり皆さまが気にされているのは「解体費用の負担」だと感じます。

 

ここ数年で”老後2,000万円問題”なんて言葉もよく耳にするようになりましたが、

あらかじめ大きな資金を準備できていることが普通のことだとは思えないなあ…というのが、私個人としての考えです。

ホント、イロイロ、オカネ、カカル。。。

家は築年数や劣化によってある程度先のことを見越せますが、
最初から「この年に解体するよ!!!」と心に決めて住む方は少ないかと思います。

例えば、子どもも持ち家があり、自分も住み続けるわけではなかったり、
空き家の老朽化による、周囲への影響や災害時の不安を抱え続けるなら…と思うようになったり。

さまざまな場面で「解体」を視野に入れ始めるかと思います。

そんな時に貯蓄からすぐ用意ができればベストですが、そうもいかないのが現実ですよね。

 

そういったケースに備え、自治体では空き家の解体に対する補助金・助成金制度があるので、活用するのも手です。
その場合、空き家がある地域の事業者に依頼するのが条件にあったりするのですが、
東京空き家相談協会の「解体のご相談」は、ご相談者様にとっておトクなご提案が可能です。

 

解体費用0円?!

東京空き家相談協会では、ご相談者様のご負担なく解体した実績※がございます!
解体費用0円で売却益を取得されました。

※協会提携先の解体事業者にて

空き家の建物構造や立地などさまざまな状況をみながら、周辺環境にとっても影響の少ない解体方法をご提案しております。

ぜひ、空き家の無料現地調査や管理代行、解体や売却など考え始めた方は、ぜひお気軽にお話しください!

それでは、次回の空き家ジャーナルにてお会いしましょう!

 

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何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

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一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

当協会の「空き家ジャーナル」は各専門家が監修しております。学生時代からまちづくりに関心があり、地元をはじめとした地域活性化活動や環境経営に携わっていた。 故郷の過疎化を感じ、人が生きやすく集いやすい環境づくりがしたいと感じ、 現在は一般社団法人東京空き家相談協会の相談員として、ご相談者様に寄り添ったサポート活動をしている。 自然と動物が好きです。