空き家を解体するにあたって、庭に残される木や石はど うしたらいいのか気になりませんか?
解体と聞くと家だけのイメージがありますが、売却や更地にするのなら庭の解体も必要です。
本コラムでは空き家解体時に気になる、以下を解説していきます!
- 庭に残されるものの対処法
- ブロック塀の撤去
- それぞれにかかる費用
すでに空き家解体をお考えの方や、解体に向けてギモンがある方は、複数の解体業者と提携している当協会へご連絡ください!
空き家解体で庭にあるものの撤去は頼める
結論として空き家の解体の依頼だけでなく、庭にあるものの解体や撤去も依頼できます。
建物の解体と同じく、業者に庭の解体の費用を支払うことで置いてあるものを回収してもらえるのです。
- 木
- 庭石
- ブロック塀
- 土留め
家・庭の解体や運び出すだけなら、家の解体と同じ業者に相談してみましょう。
ただし気を付けたいのは、抜いた木などの植物を新しい家に植えなおしたい場合です。
むやみに掘り起こして根を傷つけてしまえば植物が枯れてしまいます。
もし残したい木々があれば、専門領域である造園業者へ依頼することをおすすめします。
私どもにご連絡いただければ、解体業者だけでなく、造園業者への一括見積もご対応しております。お気軽にお話しください。
空き家解体で庭にある木や石の撤去費用は?
空き家解体で、庭にある木々や石なども丸ごと撤去してもらう場合は、木や石ごとで費用を計算することが多いです。
庭の解体で多いものごとの撤去費用相場をご説明します。
庭木の伐採と伐根
庭木は空き家を更地にするにあたって、短く伐採すると同時に根から掘り起こす伐根(ばっこん)が必要になることがあります。
特に更地にした後に駐車場にするなど、完全に更地からアスファルトに変える場合、木が残ったままだと工事ができません。
伐採と伐根は木の幹の太さ、高さで料金が変動します。
ちなみに伐根とはどのようなものか、空き家ジャーナルでもご紹介しています!
1本あたりの費用は以下をご参照ください!
- 伐採であれば2,000円から2万円程度
- 伐根であれば1本あたり3,000円から1万円程度
庭木の運び出しが困難な立地だと、さらに追加料金がかかることもあるため、しっかりと見積もりを出してもらいましょう。
庭石の撤去
庭石は大きさによって費用が変動します。相場も業者によってさまざまありますが、人力で運び出せる程度の石であれば数千円で依頼可能です。
気を付けたいのは、大きな石でいったん重機で割るなどの処理が必要な大きさのもの。
重機代が追加で5万円ほどかかるため、費用は高額になります。
ブロック塀の解体費用
ブロック塀を解体、撤去するのは1平方メートルの広さで費用が分けられています。
1平方メートルの料金は約5,000円から1万円が相場です。重機が必要な厚みのあるブロック塀だと、追加の重機費用がかかるうえ運送費や人件費もあるため、総合的に5万から10万円は見積もっておくことをおすすめします。
空き家の土留めの解体
土留とは土が家の方へ流れてこないように、せき止めている土の壁です。
斜面や崖に面した家は、傾斜で土が住宅に落ちてくるため、ブロック塀や擁壁などを施工するのです。
この土留めはブロック塀と似ていますが、コンクリートを使ったり頑丈な鉄筋コンクリート造りのものもあります。
壊しづらい土留めほど費用は高くなるため、範囲が広く頑丈な土留めの解体は、ブロック塀以上の解体費用がかかる可能性が高いのです。
まとめ
空き家の解体にかかる費用は、建物だけに限りません。庭があれば木々や石、さらに塀など解体が必要なものは複数あります。
空き家解体と同じ業者に依頼できることも多いですが、庭園など専門性の高い庭ではむやみに解体できない可能性もあります。
そんな庭の解体なら、東京空き家相談協会が専門の業者をご紹介します。スピーディに解決できるように、お客様の悩みを叶えるため全力でサポートしますので、お気軽にご連絡ください。