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【東京都練馬区】空き家の現状と自治体の取組をご紹介

更新日:2023年10月27日

練馬区は空き家の件数が東京23区内で第5位と、多くの空き家がそのままになっています。

 

この記事では、練馬区での空き家の現状と自治体が取り組んでいる活動をご紹介します。空き家対策を知ることで、これから空き家になる予定の家がある人や、実家を相続予定の人はぜひ参考にしてください。

 

東京都練馬区の空き家の現状とは?

練馬区の風景
練馬区HP「壁紙ダウンロード」より引用

練馬区では平成25年の住宅・土地統計調査により、空き家総数が3万6,150戸と発表されています。

 

練馬区の住宅の数は約38万と言われており、空き家率は9.5%程度です。全国的な空き家率の平均は13.5%であり、東京の空き家比率の平均も11.2%と、数日だけを見れば練馬区の空き家は少ないと言えます。

 

しかし、練馬区の空き家の数は、東京23区内で数字だけ見ると第5位と数が多い状況です。

 

つまり練馬区は空き家率そのものは高くないものの、全国的に見れば空き家の数自体は集中しているエリアだとわかります。

 

平均よりも空き家率が低くても、空き家が数万件そのまま放置されている状況は事実です。

練馬区は利便性が高く、住みやすい街として土地の需要が高いエリア。だからこそ、空き家を放置しないで次の人が活用できるように、売却や解体して土地を手放すといった対策が必要なのです。

 

 

老朽化した空き家数は900戸以上

空き家問題の中で、もっとも問題視されているポイントが老朽化による倒壊などの危険性です。

老朽化した家は台風や地震によって倒壊したり、屋根などの一部が破損して飛んで行ったりと、大きな事故につながるトラブルになってしまいます。

 

周囲の住民を巻き込む結果になるため、老朽化が進んだ空き家はすみやかに修繕や、解体を進める必要があるのです。

 

また、練馬区の空き家を放置した結果、不法投棄などでゴミ屋敷化している場所もあります。ゴミ屋敷化すれば、動物や害虫などによる被害、悪臭、景観の悪化などのさまざまなトラブルを引き起こしてしまいます。

 

空き家を早めに対処しなければ、やがて近隣トラブルへの発展だけでなく、大きな事故や事件につながる可能性も高まるのです。

 

 

当協会の東京都練馬区の空き家解決事例

東京空き家相談協会では、以下のように解決までサポートした実績があります。

・多くの私財を残したまま4年放置されていた空き家の片付けを最安値でご提案し、個人向けに売却へ

・所有者(登記名義人)が亡くなった後、相続登記も含めてサポートし、実家を専門業者向けに売却へ

・売り手が見つからず1年経っていた空き家のセカンドオピニオンとしてフォローし、練馬区エリアの空き家に強い不動産会社をおつなぎし売却へ

 

今後空き家を所有し続けるのは難しい。価値があるうちに高く売りたい。さまざまな背景からご相談いただきます。
一人ひとりのご意向や空き家の状況に合わせたサポートを無料で行なっておりますので、是非ご連絡ください。

匿名で近隣空き家のタレコミでも大歓迎です!

お問合せフォームはこちら

 

※当協会は業者様から紹介手数料をいただき運営しており、相談者様から費用をいただくことは一切ございません。

 

 

練馬区の空き家対策とは?

練馬区の夕焼け
練馬区HP「画像ダウンロード」より引用

練馬区では空き家の売却や解体だけでなく、ほかの形で活用できるような売却希望者と、購入希望者とのマッチングも行っています。

 

リフォーム費用の融資制度

練馬区では住宅修築資金の融資あっせんとして、古い住宅のリフォーム費用の融資をしています。

 

融資の申し込みは返済期間7年以内で、工事見積金額内の最大500万円までです。戸や窓、壁などのリフォームにより、家の空き家化を防ぎ、土地を有効活用できます。

 

詳細はこちら(クリックで練馬区HPへ移動)

 

 

住宅解体の密集住宅市街地整備促進事業

住宅解体のための、密集住宅地市街地整備促進事業では老朽化している住宅エリアの解体、防災化のための費用を助成しています。

 

募集が終了している地区もありますが、貫井・富士見台地区、桜台東部地区では、まだ募集しています。

 

内容は老朽化建築の建て替え助成です。助成の内容の詳細は、練馬区の防災まちづくり課に直接問い合わせが必要です。

 

 

空き家専門の相談窓口の用意

練馬区では区の行政と協定している空き家相談窓口があります。

空き家を売却したい、賃貸物件にしたいといった希望に沿って、不動産、相続に関する専門機関に相談できます。

 

ほかにも空き家の活用方法など、幅広い相談を受け付けています。

 

さいごに

練馬区では空き家率が低いものの、実際のところ件数だけを見れば約3万6千戸と23区内でトップ5に入る数があります。

 

しかし、人気が高い土地だからこそ、練馬区の空き家は売却や賃貸化、そのほか活用方法などで十分に次の利用者が見つかります。

 

東京空き家相談協会では、東京都練馬区の空き家の活用、解体、売却から買取まで、トータルでお悩み相談を受け付けています。

相談者様のヒアリングと無料現地調査のあと、適切な解決策をご提示し、提携業者と協力して解決に向けて全力サポートいたします。

 

お問合せフォームはこちら

 

または以下からご相談ください!

電話番号➡ 03-6258-0496

メール➡ message@tokyo-akiya.info

何から話せばいいか分からない方でも大歓迎!

この記事を書いた人

小峰千波

一般社団法人東京空き家相談協会

小峰千波

東京空き家相談協会は、相続・空き家に関する総合窓口です。「空き家ジャーナル」では、相続や空き家の有益な情報や、当協会の活動について更新しています!